Lookup Table ブロックを含む既存のモデルでの行優先アルゴリズム
Direct Lookup Table (n-D)、Interpolation Using Prelookup、および n-D Lookup Table ブロックには、行優先の配列レイアウトまたは列優先の配列レイアウトで動作するアルゴリズムがあります。この機能には Simulink® Coder™ ライセンスが必要です。行優先のサポートの詳細については、行列および配列のコード生成 (Simulink Coder)を参照してください。
R2018b より前は、Lookup Table ブロックは列優先の配列レイアウトのみをサポートしていました。以前は列優先の配列レイアウトに最適化されたアルゴリズム用に構成されたモデルに対して、行優先の配列レイアウトに最適化されたアルゴリズムを選択する場合、Lookup Table ブロック セマンティクスを保持する必要がある場合があります。たとえば、モデルにこのように構成された Lookup Table ブロックが含まれている場合を考えます。
内挿の前に適切な選択で構成されている Interpolation Using Prelookup ブロック
ベクトルまたは 2 次元の行列出力用に構成された Direct Lookup Table (n-D)
関数 permute
を使用して配列の次元を再配列してセマンティクスを保持します。
テーブルの置換を使用したセマンティクスの保持の例については、行優先の配列レイアウトのための直接ルックアップ テーブル アルゴリズム (Simulink Coder) を参照してください。
列優先の配列を行優先の配列に変換する例については、Lookup Table ブロックを使用してモデルを列優先レイアウトから行優先レイアウトに変換する (Simulink Coder) を参照してください。
参考
Direct Lookup Table (n-D) | Interpolation Using Prelookup | n-D Lookup Table