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サンプル時間の逆伝播

ソース ブロックのサンプル時間を継承 (-1) として指定するモデルを更新またはシミュレートすると、ソース ブロックのサンプル時間が逆伝播する可能性があります。Simulink® はソース ブロックのサンプル時間を、ソース ブロックに接続されているブロックによって指定または継承されるサンプル時間と同一になるよう設定する場合があります。たとえば、次のモデルでは、Sine Wave ブロックがサンプル時間が 1Discrete-Time Integrator ブロックを駆動していることを Simulink ソフトウェアが認識し、Sine Wave ブロックにサンプル時間として 1 を割り当てます。

このサンプル時間の設定を確認するには、Simulink ツールストリップの [デバッグ] タブから [情報のオーバーレイ][色] を選択して、両方のブロックが赤くなっていることを確かめます。Discrete-Time Integrator ブロックは、サンプル ヒット時間中にのみ入力を確認するので、この変更はシミュレーション結果には影響しませんが、それによってシミュレーションのパフォーマンスが向上します。

以下のモデルで示されるように、Discrete-Time Integrator ブロックを連続 Integrator ブロックで置き換えると、Sine Wave ブロックと Gain ブロックが連続ブロックに変わります。[モデル化] タブで [モデルの更新] を選択して色を更新することで、この変更をテストできます。両方のブロックが黒で表示されるようになります。

メモ

逆伝播により、モデル ソースのサンプル時間はブロックの接続状態に依存するようになります。ソースがサンプル時間を継承するモデルの接続状態を変更すると、ソースのサンプル時間が意図せずに変更される場合があります。このため、モデルを更新またはシミュレートするときに、モデルにサンプル値を継承するソースが含まれている場合は、既定により Simulink によってコマンド ラインに警告が表示されます。詳細については、-1 のサンプル時間が指定されたソース ブロックを参照してください。

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