Main Content

このページの翻訳は最新ではありません。ここをクリックして、英語の最新版を参照してください。

ログ データのサイズの制限

シミュレーション データをログに記録すると、大量のデータが生成されて、ディスク容量が一杯になる場合があります。多数の信号や長いシミュレーションのデータをログに記録したり、シミュレーション データ インスペクターからの実行データを削除せずに多くのシミュレーションを実行すると、このような状況になります。ログに記録されたシミュレーション データのサイズを制限する方法を選択できます。次のことが可能です。

  • シミュレーション データ インスペクターのアーカイブに保持される実行数を制限する。

  • 各シミュレーションに記録されるデータ点の数を削減する。

  • ログ データの最小ディスク容量要件または最大サイズを指定する。

  • シミュレーション中にデータの表示のみを行うようログを設定する。

要件に応じて、ログ データのサイズを制限する複数の方法を使用できます。

シミュレーション データ インスペクターのアーカイブに保持される実行数の制限

1 つの MATLAB® セッションで複数のシミュレーションを実行すると、MATLAB ワークスペース内のログ データを上書きする場合でも、ログに記録されたシミュレーション データは、シミュレーション データ インスペクターに累積します。シミュレーション データ インスペクターで保持されるデータ量を削減するために、アーカイブに格納される実行の数に制限を設定できます。アーカイブの実行数がサイズ制限に達した場合、シミュレーション データ インスペクターは、先入れ先出しベースでアーカイブからの実行の削除を開始します。

シミュレーション データ インスペクターの基本設定で、アーカイブの [サイズ] 設定を構成します。サイズ制限は、アーカイブ内の実行にのみ適用されます。シミュレーション データ インスペクターで保持されるデータを自動的に制限する場合は、[自動アーカイブ] を選択し、アーカイブに保持される最大実行数を指定します。既定では、[自動アーカイブ] は、アーカイブのサイズ制限が実行数 20 に指定されて有効になっています。ログ データでディスク容量が大量に使用される問題が発生する場合は、シミュレーション データ インスペクターの基本設定でアーカイブのサイズ制限を調整することを検討します。

ログ データの最小ディスク容量要件または最大サイズの指定

シミュレーション データ インスペクターの基本設定を使用すると、空きディスク容量の最小量またはディスク上のログ データの最大サイズを指定して、ログ データのサイズを直接制限できます。各設定では、どの種類のログ データも考慮されます。既定では、ログ データは少なくとも 100 MB の空きディスク容量を残さなければならず、最大サイズの制限はありません。必要なディスク容量と最大サイズは GB 単位で指定します。ディスク容量の要件または最大サイズの制限を適用しない場合は 0 を指定します。

最小ディスク容量の要件またはログ データの最大サイズを指定するときは、制限に近づいたときに現在のシミュレーションのデータと以前のシミュレーションのデータのどちらを優先して保持するかも指定できます。既定では、シミュレーション データ インスペクターは、現在の実行のデータを優先して保持します。空きディスク容量またはログ データのサイズが制限に達すると、以前の実行が最初に削除されて、現在の実行のデータを記録するための容量が解放されます。実行を削除しても十分な容量が解放されない場合、記録は無効になります。以前のデータを優先して保持するには、[ディスク容量の不足時] 設定を [以前の実行を保持したまま記録を停止します] に変更します。以前の実行が削除されたときや記録が無効になったときは、警告メッセージが表示されます。ログ データのサイズが原因で記録が無効になった場合、データの記録を継続するには、ディスク容量を解放した後に [記録モード][データの表示と記録] に再度設定する必要があります。

シミュレーション中にデータの表示のみを行う

ログに記録された信号のデータの表示のみを行い、値を保存する必要がない場合があります。たとえば、シミュレーション データ インスペクターを使用してハードウェアからのデータ ストリーミングを可視化する場合、データのライブ表示のみを行い、記録は行う必要がない場合があります。シミュレーション データ インスペクターの基本設定で [記録モード][シミュレーション中にのみ表示] に変更すると、ログ データは保存されませんが、シミュレーション中にデータを表示できます。[記録モード] は、各 MATLAB セッションの起動時に [データの表示と記録] に戻ります。

[記録モード][シミュレーション中にのみ表示] に変更すると、次のようになります。

  • シミュレーション後、ログ データはシミュレーション データ インスペクターまたはワークスペースで使用できなくなります。

  • Dashboard ブロック、スコープ、およびシミュレーション データ インスペクターを使用してデータを表示できますが、移動またはズームするとプロットがクリアされます。

  • シミュレーション データ インスペクターのプログラムによるインターフェイスを使用すると、シミュレーション中にログ データにアクセスできなくなります。

シミュレーションに記録されるデータ点の数の削減

モデル コンフィギュレーション パラメーターと信号プロパティを使用して、シミュレーションに記録されるデータ点の数を制限できます。記録されたデータ点を制限する場合は、データ要件を注意深く考慮してください。データを制限すると、重要な時間点がスキップされ、有効サンプルレートが低すぎる場合、エイリアシングが生じる可能性があります。

データ点の数を減らすには、次を使用します。

  • 間引き — 信号値を n 個ごとにログに記録します。

  • データ点の制限 — 最後の n 個の信号値のみログに記録します。

  • ログ間隔 — データが記録される特定の時間間隔を指定します。

詳細については、エクスポートされるデータ量の制限を参照してください。

参考

ツール

関連するトピック