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依存関係グラフ、表示、フィルターの探索
まだ解析を実行していない場合は、[プロジェクト] タブで、下矢印をクリックして [ツール] ギャラリーを展開します。[アプリ] で、[依存関係アナライザー] をクリックします。
依存関係グラフには、プロジェクト構造、依存関係、ファイルの相互関係が表示されます。グラフの各項目は 1 つのファイルを表し、各矢印は 1 つの依存関係を表します。詳細については、2 ファイル間の依存関係の調査を参照してください。
既定では、依存関係グラフにはプロジェクトに必要なすべてのファイルが表示されます。依存関係や特定の問題を調査しやすくするために、以下のいずれかのフィルターを使用してグラフを簡略化することができます。
[ビュー] を使用して、グラフ内のファイルを、タイプ、クラス、ソース管理ステータス、ラベルごとに色分けします。タイプ、ステータス、ラベル別のファイルの色分けを参照してください。
[凡例] ペインのチェック ボックスを使用して、ファイルのグループをフィルターで除外します。
[影響解析] ツールを使用してグラフを簡略化します。選択したファイルの依存関係の特定を参照してください。
選択、パン、ズーム
グラフ内の項目を選択するには、項目をクリックします。
複数のファイルを選択するには、Shift キーを押したままファイルをクリックします。
特定のタイプのすべてのファイルを選択するには、[凡例] ペインで対応する項目にポインターを置き、[選択に追加] アイコンをクリックします。
すべての選択をクリアするには、グラフの背景をクリックします。
特定のタイプのすべてのファイルを現在の選択から削除するには、[凡例] ペインで対応する項目にポインターを置き、[選択から削除] アイコンをクリックします。
ファイルを開くには、ファイルをダブルクリックします。
依存関係グラフをパンするには、Space キーを押したまま、マウスをクリックしてドラッグします。あるいは、マウス ホイールを押したままドラッグします。
大きいグラフの場合は、[概要] ペインを使用して移動します。
ズーム イン、ズーム アウトするには、[ナビゲート] セクションで、[ズーム イン] と [ズームアウト] をクリックします。あるいは、マウス ホイールを使用します。
依存関係グラフを中心揃えにしてビューに合わせるには、[ナビゲート] セクションで [ビューに合わせる] をクリックします。あるいは、Space バーを押します。
2 ファイル間の依存関係の調査
2 つのファイルの関係について詳細情報を確認するには、依存関係矢印を選択します。[プロパティ] ペインの [詳細] セクションで、調査対象のファイルの絶対パス、依存関係のタイプ (関数呼び出し、継承、S-Function、データ ディクショナリ、モデル参照、ライブラリ リンクなど)、および依存関係が生じる場所を確認できます。
ファイルを開いて依存関係の発生場所を強調表示するには、[詳細] セクションで、[影響あり] の下のリンクをクリックします。
タイプ、ステータス、ラベル別のファイルの色分け
依存関係アナライザー ツールストリップの [ビュー] セクションでさまざまなビューを探索し、プロジェクト ファイルの依存関係を確認します。
[MATLAB ファイル] ビューは、ビュー内の MATLAB® ファイル (
.m
、.mlx
、.p
、.mlapp
、.fig
、.mat
、.mex
など) のみを表示し、タイプ別に色分けします。[クラス階層] ビューは、クラスの継承グラフを表示し、タイプ (クラス、列挙型クラス、または抽象クラス) 別にファイルを色分けします。クラスが検索パスにない場合、依存関係アナライザーはクラス タイプを判定できません。
[モデルの階層構造] ビューは、最上位モデルが参照するモデル、サブシステム、ライブラリ、データ ディクショナリ ファイルを表示します。モデルで 2 回以上ファイルが参照される場合でも、参照されたファイルがビューに表示されるのは 1 回のみです。詳細については、モデルの階層構造ビューを参照してください。
[モデル インスタンス] ビューは、モデルのすべてのインスタンスをモデル参照階層で表示します。最上位モデルは、階層のルートにあります。モデルの階層構造が同じモデルを 2 回以上参照する場合、参照モデルはインスタンス ビューに複数回表示されます。詳細については、モデル インスタンス ビューを参照してください。
[Classification] ビューは、グラフ内のすべてのファイルを表示し、ファイル ラベル (テスト、設計、アーティファクトなど) 別に色分けします。
設計の変更を検証するためにどのテストを実行する必要があるかを特定するには、Classification ビューを使用します。詳細については、実行するテストの特定を参照してください。
[ソース管理] ビューは、グラフ内のすべてのファイルを表示し、ソース管理ステータス別に色分けします。このビューは、プロジェクトがソース管理下にある場合にのみ有効です。
プロジェクト内で変更されたファイルを見つけ、それらの変更が残りのプロジェクト ファイルに及ぼす影響を調べるには、ソース管理ビューを使用します。詳細については、変更済みファイルの影響の調査を参照してください。
[既定の設定に戻す] ですべてのフィルターがクリアされます。
これは、すべてのフィルターを手動で削除することと等価です。フィルターはグラフの上部に表示されます。たとえば、[ソース管理] ビューを選択している場合は、
をクリックすることによって削除できます。
フィルターの適用とクリア
大規模なプロジェクトでは、問題や依存関係を調査する場合、さまざまなフィルターを使用して調査対象のファイルのみを表示します。
test
のラベルの付いたファイルや変更済みのファイルなど、ファイルのサブグループをグラフからフィルターで除外するには、[凡例] ペインのチェック ボックスを使用します。凡例フィルターを削除するには、[凡例フィルター]をクリックします。
グラフ内のファイルをタイプ、クラス、ラベル、ソース管理ステータス別に色分けするには、フィルター処理された [ビュー] を使用します。ビュー フィルターを削除するには、グラフ上部の [ビュー:
viewName
] をクリックします。たとえば、[ソース管理] ビューを選択している場合は、をクリックすることによって削除できます。
特定のファイルの依存関係のみを表示するには、ファイルを選択し、[影響解析] セクションで [すべての依存関係] をクリックします。グラフに、選択したファイルとそのすべての依存関係が表示されます。プロジェクトのすべての依存関係を表示するようにグラフをリセットするには、グラフの上部でフィルターを削除します。たとえば、
NonLinearActuator.slx
のすべての依存関係によってフィルター処理した場合、フィルターを削除するには、をクリックします。
すべてのフィルターをクリアしてプロジェクト内で解析済みのすべての依存関係を表示するようにグラフを復元するには、[既定の設定に戻す] をクリックします。あるいは、グラフの上部で、すべてのフィルターを手動で削除します。