元のモデル内での相違点の表示
モデル内での強調表示
Simulink® モデルを比較する場合、レポート項目を選択すると元のモデルに対応項目が表示されるよう指定することができます。この強調表示機能を使用して、元のモデルで変更点を確認することができます。項目を選択すると、モデル内の対応する項目がレポートで強調表示されます。
レポート エントリをクリックすると、強調表示された項目 (または、その親) がモデルに表示されます。
その項目が両方のモデルにある場合は、両方が強調表示される。
一方のモデルに一致がない場合、レポートは一致する最初の先祖を強調表示し、欠落項目のコンテキストを示します。
比較ツールが項目を直接強調表示できない場合 (コンフィギュレーション パラメーターなど) は、選択したノードの最も近い先祖が強調表示される。
例 Stateflow を含む Simulink モデルの比較とマージを使用して、元のモデルで項目を強調表示してみます。
モデル内での強調表示の制御
モデル内での強調表示を制御するには、比較ツールで [常に強調表示] チェック ボックスをオンまたはオフにします。[今すぐ強調表示] ボタンをクリックすると、現在選択されているレポート ノードをいつでも強調表示できます。これは、自動強調表示をオフにして、特定のノードのみを表示する場合に役立ちます。
既定では、モデルは比較レポートの右側に表示され、レポートの左側に対応するモデルは上に、右側に対応するモデルは下に配置されます。モデルの移動またはサイズ変更を行った場合、その位置設定は、同じセッション内のそれ以降のモデル強調表示操作でも維持されます。ツールによってウィンドウの位置が記憶されます。
セッション間でウィンドウの位置を保持する場合は、ウィンドウを配置してから次を入力します。
slxmlcomp.storeWindowPositions
これにより、Simulink ウィンドウ、Stateflow® ウィンドウおよび真理値表ウィンドウの配置がすべて保持されます。
ウィンドウの位置の保存を中止して既定の設定に戻すには、次を入力します。
slxmlcomp.clearWindowPositions
モデル コンフィギュレーション パラメーターの変更の表示
レポートを使用して、モデル コンフィギュレーション パラメーターの相違点を調べることができます。コンフィギュレーション パラメーターの項目を選択すると、可能な場合に、両方の [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの適切なルート ノード ペインがレポートに表示されます。
パラメーターに、ダイアログ コントロールからのラベル テキスト (または、コマンド ラインのみの場合はパラメーター名) とパラメーター値が表示されます。マージ モードを使用して、選択したパラメーターをマージできます。