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C Function ブロックとバスを使用した信号の値の変更

この例では、C Function ブロックでバスを使用する方法について説明します。この例では、2 つの Constant ブロックから Bus Creator ブロックに値が供給されます。Bus Creator ブロックは信号を結合し、バス信号を C Function ブロックに送ります。C Function ブロック内のコードによって、バス内の信号要素の値が変化します。その出力バス信号が Bus Selector ブロックを通過し、出力値が 2 つの Display ブロックに別々に表示されます。

open_system('mCFunction_BusWithoutCStruct')

出力コードの指定

C Function の [ブロック パラメーター] ダイアログ ボックスに、出力信号の値を決定する出力コードと出力パラメーターがあります。[ブロック パラメーター] ダイアログ ボックスを開くには、ブロックをダブルクリックします。ダイアログ ボックスの [シミュレーション] タブにある [出力] で、出力パラメーターを表示して変更できます。

信号データの指定

C Function の [ブロック パラメーター] ダイアログ ボックス内の [端子とパラメーター] テーブルに、信号データの指定があります。入力信号と出力信号の両方に Simulink® バスを使用するために、両方の信号の [タイプ] の値が Bus: SimpleBus に設定されています。バスは SimpleBus.mat ファイルで定義されており、モデルのコールバック パラメーター PreLoadFcn を使用してモデルに読み込まれます。

参考

オブジェクト

ブロック