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マスクの基礎

マスクはブロックの内容を非表示にするブロックのカスタム インターフェイスであり、独自のアイコンとパラメーター ダイアログ ボックスをもつ Atomic ブロックとして表示されます。ブロックのロジックをカプセル化し、ブロック データへの制御されたアクセスを提供して、モデルのグラフィカルな外観を単純化します。

ブロックをマスクすると、マスク定義が作成されてブロックと一緒に保存されます。マスクによって変更されるのはブロックへのインターフェイスのみで、基礎になるブロックの特性は変更されません。1 つ以上の基礎になるブロック パラメーターに対するアクセスを提供するには、対応するマスク パラメーターをマスクで定義します。

Simulink® ブロックをマスクすると次のようになります。

  • ブロックに意味のあるアイコンを表示する

  • ブロック用にカスタマイズされたダイアログ ボックスを提供する

  • 下にあるブロックの特定のパラメーターのみにアクセスできるようにするダイアログ ボックスを提供する

  • マスク ブロックに固有のカスタマイズされた説明をユーザーに提供する

  • MATLAB® コードを使用してパラメーターを初期化する

直線 y = mx + b の方程式を表すモデル masking_example について考えます。

各ブロックには固有のダイアログ ボックスがあるため、この直線方程式の変数への値の指定は複雑になっています。ユーザー インターフェイスを単純化するために、最上位のサブシステム ブロックにマスクが適用されています。

ここで、直線方程式 y = mx + b の変数 m は勾配を表し、変数 b は切片を表します。

内部で変数 m と変数 b にそれぞれマッピングされる [勾配][切片] のフィールドがマスク ダイアログ ボックスに表示されます。

マスク ブロックは、コンテンツ プレビューをサポートしません。サブシステムの内容をプレビューするには、モデル コンポーネントの内容のプレビューを参照してください。

ヒント

マスクの例については、「Simulink のマスクの例」を参照してください。この例はタイプ別にまとめられています。モデル例で次を行います。

  • マスクの定義を表示するには、View Mask ブロックをダブルクリックします。

  • マスク ダイアログ ボックスを表示するには、そのブロックをダブルクリックします。

マスクできないブロックの例は次のとおりです。

  • Scope ブロック

  • Simulink Function ブロック

  • Initialize、Terminate および Reset Function ブロック

  • Gauge ブロック

マスク関連用語

用語説明

マスク アイコン

描画コマンドを使って生成されたマスクマスク アイコンは静的な場合と、基礎になるブロックのパラメーター値によって動的に変化する場合があります。

マスク パラメーター

マスク エディターで定義され、マスク ダイアログ ボックスに表示されるパラメーター。マスク ダイアログ ボックスでマスク パラメーターの値を設定することで、対応するブロック パラメーターの値が設定されます。

マスク初期化コード

マスク ブロックを初期化するか、現在のパラメーター値を反映させる MATLAB コード。マスク初期化コードは、[マスク エディター] ダイアログ ボックスの [初期化] ペインで追加します。たとえば、パラメーターの値を自動的に設定するために初期化コードを追加します。

マスク ダイアログ コールバック コード

マスク パラメーターの値が変わったときにベース ワークスペースで実行される MATLAB コード。コールバック コードは、マスク ダイアログ ボックスの外観を動的に変更して現在のパラメーターの値を反映するために使用します。たとえば、ダイアログ ボックスの表示パラメーターを有効にします。

マスク ドキュメンテーション

マスク エディターで定義されるマスク ブロックの説明と使用方法に関する情報

マスク ダイアログ ボックス

マスク パラメーターの値を設定するためのフィールドを含み、マスクの説明を提供するダイアログ ボックス。

マスク ワークスペース

マスク パラメーターを定義するマスクや初期化コードを含むマスクはマスク ワークスペースをもっています。このワークスペースには、マスク パラメーターの評価済みの値とマスクによって使用される一時的な値が格納されます。

関連するトピック