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slxcinfo

Simulink キャッシュ ファイルの内容をクエリする

説明

fileinfo = slxcinfo(filename) は、filename で指定された Simulink® キャッシュ ファイルの内容を返します。内容の説明として、出力テーブルで Simulink モデル名、MATLAB® リリース、プラットフォーム、ターゲット タイプ、およびコンパイラが示されます。

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CounterAlgorithm.slxc という名前の Simulink キャッシュ ファイルがあるとします。Simulink キャッシュ ファイル内のアーティファクトをリストする table を返すには、次のコマンドを入力します。

fileinfo = slxcinfo("CounterAlgorithm.slxc")
fileinfo =

  3×5 table

          Model           Release     Platform                     Target                               Compiler           
    __________________    ________    ________    ________________________________________    _____________________________

    "CounterAlgorithm"    "R2025a"    "all"       "Variable usage information"                ""                           
    "CounterAlgorithm"    "R2025a"    "win64"     "Model reference simulation target"         "MinGW64 Compiler (C) v8.1.0"
    "CounterAlgorithm"    "R2025a"    "win64"     "grt | Model reference | Model specific"    "MinGW64 Compiler (C) v8.1.0"

各アーティファクトについて、対応する Simulink モデル名、MATLAB リリース、プラットフォーム、ターゲット タイプ、およびコンパイラがテーブルに示されます。

入力引数

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.slxc 拡張子を含む、Simulink キャッシュ ファイルのファイル名またはパス。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

ファイル名には部分パス、絶対パス、相対パスを含めることも、パスを含めないこともできます。

同じ名前の Simulink キャッシュ ファイルが MATLAB パス上に複数ある場合、関数はパスの上位にあるファイルを使用します。詳細については、優先順位の低いファイルを参照してください。

例: slxcinfo("mymodel.slxc")

例: slxcinfo("mydir/mymodel.slxc")

例: slxcinfo("C:/mydir/mymodel.slxc")

データ型: char | string

出力引数

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Simulink キャッシュ ファイルの内容。MATLAB table として返されます。

table の各行に、対応する Simulink モデル名、MATLAB リリース、プラットフォーム、ターゲット タイプ、およびコンパイラが含まれます。

代替機能

Simulink キャッシュ レポートを開くには、Simulink キャッシュ ファイルをダブルクリックします。

バージョン履歴

R2020b で導入

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