この例では、Simulink.VariantConfigurationAnalysis
クラスを使用してバリアント コンフィギュレーションをプログラムで解析する方法を示します。
バリアント マネージャーを使用してバリアント コンフィギュレーションを解析するには、Analyze Variant Configurations in Models Containing Variant Blocksを参照してください。
モデル slexVariantConfigurationAnalysis
を開きます。
Simulink.VariantConfigurationAnalysis
クラスに対して、解析する名前付きバリアント コンフィギュレーションのリストまたは変数グループのいずれかを指定できます。この操作により、モデルのバリアント コンフィギュレーション解析オブジェクトが返されます。
varConfigObjNamedConfig =
VariantConfigurationAnalysis with properties:
ModelName: 'slexVariantConfigurationAnalysis'
Configurations: {'VendorACtrlFuzzy' 'VendorACtrlLinear' 'VendorACtrlNonLinear'}
このバリアント コンフィギュレーション解析オブジェクトを使用してバリアント コンフィギュレーションを解析できます。次の手順でそれぞれ指定しているように、さまざまなメソッドを使用できます。
バリアント コンフィギュレーション VendorACtrlLinear
のアクティブなブロックのリストを取得する。
解析されたすべての名前付きバリアント コンフィギュレーションにわたって常にアクティブなブロックのリストを取得する。
解析された一部のバリアント コンフィギュレーションではアクティブで、別のコンフィギュレーションでは非アクティブなブロックのリストを取得する。
バリアント コンフィギュレーションの依存ライブラリのリストを取得する。
バリアント コンフィギュレーションの依存モデルのリストを取得する。
解析されたすべての名前付きバリアント コンフィギュレーションで非アクティブなブロックのリストを取得する。
名前付きバリアント コンフィギュレーションにおけるブロックのバリアント条件を取得する。
モデル解析後のバリアント コンフィギュレーション解析レポートを表示する。
モデル解析後のバリアント コンフィギュレーション解析レポートを非表示にする。