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入力処理信号プロパティの値を指定
R2020a 以降
Simulink.sdi.setSignalInputProcessingMode(blkPath,port,mode)
Simulink.sdi.setSignalInputProcessingMode(h,mode)
例
Simulink.sdi.setSignalInputProcessingMode(blkPath,port,mode) は、指定されたブロック パスおよび端子にある信号の [入力処理] プロパティの値として mode を指定します。ログ信号の [入力処理] プロパティのみ指定できます。
blkPath
port
mode
[入力処理] 設定は、ログ データの形式、およびシミュレーション データ インスペクターとダッシュボード ブロックによる信号の表示方法に影響を与えます。信号をフレームベースおよびサンプルベースの入力処理用に設定できます。
Simulink.sdi.setSignalInputProcessingMode(h,mode) は、ライン ハンドル h に対応する信号の [入力処理] プロパティの値として mode を指定します。
h
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この例では次を使用します。
多くの信号処理アプリケーションは、個別の信号値ではなくフレームを使用してデータを処理します。フレームは複数のサンプル時間の信号値で構成されます。モデル内で信号をフレームベースとして処理するには、そのブロックでフレームベースの処理を指定します。フレームベースの信号を記録および可視化するには、信号の [計測のプロパティ] で [入力処理] 設定を [Columns as channels (frame based)] に設定します。
Columns as channels (frame based)
この例では DSP System Toolbox™ からモデルを使用し、モデル内の信号の [入力処理] 設定を関数 Simulink.sdi.setSignalInputProcessingMode を使用してプログラムによって指定する方法を示します。モデルはフレームベースの信号を使用して、単側波帯 (SSB) 変調を示します。
Simulink.sdi.setSignalInputProcessingMode
信号ログの構成
モデル ssbdemo_frame を開くか読みこんでおきます。この例では、スクリプト作成ワークフローについて説明し、モデルを読み込むだけです。
ssbdemo_frame
load_system('ssbdemo_frame');
このモデルには可視化ブロックが含まれていて、信号ログは使用しません。上側波帯と下側波帯を表す信号をログ記録対象としてマークします。
upperSB_block = 'ssbdemo_frame/Up'; lowerSB_block = 'ssbdemo_frame/Down'; Simulink.sdi.markSignalForStreaming(upperSB_block,1,'on') Simulink.sdi.markSignalForStreaming(lowerSB_block,1,'on')
モデルをそのままシミュレートする場合、信号はサンプルベースであるかのように記録されるため、サンプル内の各要素は個別のチャネルとして扱われます。信号をフレームベースとして記録するには、関数 Simulink.sdi.setSignalInputProcessingMode を使用して信号の [入力処理] 設定を frame として指定します。
frame
Simulink.sdi.setSignalInputProcessingMode(upperSB_block,1,'frame'); Simulink.sdi.setSignalInputProcessingMode(lowerSB_block,1,'frame');
上側波帯と下側波帯の信号をログ記録対象としてフレームベースで設定したら、データはワークスペースおよびシミュレーション データ インスペクターにフレームベースの形式で記録されるため、サンプル内の各列は信号のチャネルとして扱われます。シミュレーション データ インスペクターで、またはプログラムによるインターフェイスを使用して、データを表示および解析できます。
信号を生成するブロックのブロック パス。string または文字配列として指定します。
例: "vdp/Mu"
"vdp/Mu"
信号を生成する端子のブロック出力端子番号。スカラーとして指定します。
例: 1
1
"sample"
"frame"
信号の [入力処理] プロパティ値。"signal" または "frame" として返されます。
"signal"
sample — サンプルベースの入力処理。サンプル内の各要素がチャネルとして扱われます。
sample
frame — フレームベースの入力処理。サンプル内の各列がチャネルとして扱われます。
信号のライン ハンドル。'LineHandles' オプションを指定した関数 get_param を使用して、信号のライン ハンドルを取得できます。たとえば、モデル vdp 内の Mu ブロックの出力のライン ハンドルにアクセスするには、以下のようにします。
'LineHandles'
get_param
vdp
Mu
MuLineHandles = get_param('vdp/Mu','LineHandles'); MuOutputLineHandle = MuLineHandles.Outport;
例: MuOutputLineHandle
MuOutputLineHandle
R2020a で導入
get_param | Simulink.sdi.markSignalForStreaming | Simulink.sdi.getSignalInputProcessingMode
Simulink.sdi.markSignalForStreaming
Simulink.sdi.getSignalInputProcessingMode
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