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Simulink.sdi.getStorageLocation

ディスクに記録されるログ データのカスタムの保存場所へのパスを取得

R2021a 以降

    説明

    storagePath = Simulink.sdi.getStorageLocation は、ディスクに記録されるログ データを保存するための構成されたカスタムの場所を返します。ログ データがコンピューターの一時ディレクトリに記録される場合、関数 Simulink.sdi.getStorageLocation は空の文字配列を返します。

    メモ

    関数 Simulink.sdi.getStorageLocation によって返される場所は、ワークスペースおよびシミュレーション データ インスペクターで記録されるログ データに該当し、ファイルに記録されるログ データ用に作成されるファイルの場所では "ありません"

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    既定では、ワークスペースおよびシミュレーション データ インスペクターで記録されるログ データはコンピューターの一時ディレクトリに保存されます。ログ データの場所を変更するのは、大量のデータを記録する必要があり、セカンダリ ドライブから追加のストレージ容量を提供する場合などです。ログ データのカスタムの保存場所を指定する場合は、ログ データが格納された一時ファイルのパスに関数 Simulink.sdi.getStorageLocation を使用してアクセスできます。

    storagePath = Simulink.sdi.getStorageLocation;
    storagePath =
    
        'C:\Users\username\LoggedData'

    出力引数

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    ディスクに記録されるログ データの場所。文字ベクトルとして返されます。空の文字ベクトルは、ログ データがコンピューターの一時ディレクトリに記録されていることを示します。

    バージョン履歴

    R2021a で導入