Simulink.CoderInfo
信号、状態またはパラメーター データのコードを生成するために必要な情報を指定する
説明
モデルで信号、状態、およびパラメーター データのコード生成設定を指定するには、Simulink.CoderInfo
オブジェクトを使用します。
データ オブジェクトを作成すると、そのそれぞれに対して Simulink.CoderInfo
オブジェクトが作成されます。データ オブジェクトは信号、状態またはパラメーター データを表します。Simulink.CoderInfo
オブジェクトは、各データ オブジェクトの CoderInfo
プロパティに存在します。
データ オブジェクトには、次のクラスのオブジェクトが含まれます。
Simulink.CoderInfo
オブジェクトのプロパティを使用して、生成コード内の親データ オブジェクトの表現を構成します。
Simulink.CoderInfo
オブジェクトのプロパティは、CoderInfo
プロパティ、または親データ オブジェクトのプロパティ ダイアログ ボックスで設定できます。たとえば、次の MATLAB® 式は、mysignal
という信号オブジェクトで使用される Simulink.CoderInfo
オブジェクトの StorageClass
プロパティを設定します。
mysignal.CoderInfo.StorageClass = 'ExportedGlobal';
作成
データ オブジェクトを作成すると、Simulink.CoderInfo
オブジェクトが作成されて CoderInfo
プロパティの値が設定されます。Simulink.CoderInfo
オブジェクトを明示的に作成する必要はありません。
プロパティ
例
拡張機能
バージョン履歴
R2015a で導入
参考
トピック
- モデル インターフェイス要素の C コード生成の構成 (Simulink Coder)
- 生成されたコードにおける調整可能なキャリブレーション パラメーターの作成 (Simulink Coder)
- データ オブジェクト
- Struct ストレージ クラスを使用してパラメーター データを構造体に整理する (Embedded Coder)