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Repeating Sequence Interpolated

離散型時間シーケンスを出力し、データ点間の内挿を繰り返す

  • Repeating Sequence Interpolated block

ライブラリ:
Simulink / Sources

説明

Repeating Sequence Interpolated ブロックは、[時間の値のベクトル] パラメーターと [出力値のベクトル] パラメーターの値に基づいて周期的な離散型時間シーケンスを出力します。データ点の間では、ブロックは [ルックアップ手法] パラメーターに指定する方法を使用して、出力を決めます。

端子

出力

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[時間の値のベクトル] パラメーターと [出力値のベクトル] パラメーターの値に基づいて生成された出力信号。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | Boolean | fixed point

パラメーター

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メイン

出力波形を指定する出力値のベクトル。それぞれの要素は [時間の値のベクトル] パラメーターの時間値に対応します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: OutValues
: 文字ベクトル
: ベクトル
既定の設定: '[3 1 4 2 1].''

時間値を含む列ベクトルを指定します。時間値は厳密に増加するものであり、そのベクトルは出力値のベクトル値と同じサイズをもつ必要があります。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: TimeValues
: 文字ベクトル
: ベクトル
既定の設定: '[0 0.1 0.5 0.6 1].''

データ点間の出力を決定するルックアップ手法を指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: LookUpMeth
: 文字ベクトル
: 'Interpolation-Use End Values' | 'Use Input Nearest' | 'Use Input Below' | 'Use Input Above'
既定の設定: 'Interpolation-Use End Values'

サンプルの時間間隔を指定します。サンプル時間を継承するには、このパラメーターを -1 に設定します。詳細については、サンプル時間の指定を参照してください。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: tsamp
: 文字ベクトル
: スカラー
既定の設定: '0.01'

信号属性

ソフトウェアでチェックする出力範囲の下限値。

最小値を使用して以下が行われます。

ヒント

[出力の最小値] により、実際の出力信号が飽和する (またはクリップされる) ことはありません。代わりに、Saturation ブロックを使用してください。

プログラムでの使用

ブロック パラメーターの値をプログラムで設定するには、関数 set_param を使用します。

パラメーター: OutMin
値: '[]' (既定値) | scalar in quotes

ソフトウェアでチェックする出力範囲の上限値。

最大値を使用して以下が行われます。

ヒント

[出力の最大値] により、実際の出力信号が飽和する (またはクリップされる) ことはありません。代わりに、Saturation ブロックを使用してください。

プログラムでの使用

ブロック パラメーターの値をプログラムで設定するには、関数 set_param を使用します。

パラメーター: OutMax
値: '[]' (既定値) | scalar in quotes

出力のデータ型を選択します。型は継承されるか、直接指定されるか、Simulink.NumericType などのデータ型オブジェクトとして表現されます。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: OutDataTypeStr
: 文字ベクトル
: 'Inherit: Inherit via back propagation' | 'double' | 'single' | 'int8' | 'uint8' | int16 | 'uint16' | 'int32' | 'uint32' | 'int64' | 'uint64' | fixdt(1,16,0) | fixdt(1,16,2^0,0) | fixdt(1,16,2^0,0) | '<data type expression>'
既定の設定: 'double'

固定小数点ツールや固定小数点アドバイザーによる変更を避けるために、このブロックの出力データ型の設定をロックします。詳細については、[出力データ型の設定をロックする] の使用 (Fixed-Point Designer)を参照してください。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: LockScale
: 文字ベクトル
: 'off' | 'on'
既定の設定: 'off'

ブロックの特性

データ型

Boolean | double | fixed point | integer | single

直達

いいえ

多次元信号

いいえ

可変サイズの信号

いいえ

ゼロクロッシング検出

いいえ

拡張機能

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PLC コード生成
Simulink® PLC Coder™ を使用して構造化テキスト コードを生成します。

固定小数点の変換
Fixed-Point Designer™ を使用して固定小数点システムの設計とシミュレーションを行います。

バージョン履歴

R2006a より前に導入