要件の考慮事項
hisl_0070: モデル内の要件リンクの配置
ID: タイトル | hisl_0070: モデル内の要件リンクの配置 | ||
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説明 | モデル要件と要件の実装に使用されるモデル要素との間に双方向トレーサビリティを確立します。1 つの要素または要素の組み合わせを要件にリンクできます。 要件をリンクする際に、以下のガイドラインに従います。 | ||
A | 要件リンクはモデル要素の最下位レベルのコンポーネントに適用する。モデルの動作または生成コードに影響しないモデル要素は要件リンクから除外される。その他の情報については「メモ」を参照してください。 | ||
B | 各コンポーネントに関連付けられている固有の要件リンク最大数をプロジェクト レベルで定義する。少なくとも 1 つの要件リンクが必要である。 | ||
C | プロジェクト レベルで、リンクされた各コンポーネントの子モデル要素の最大数を定義する。 | ||
メモ | Requirements Toolbox™ を使用して、モデルとモデルが開発された要件の間をトレースします。ユーザー タグ (Requirements Toolbox)を適用して、派生要件または安全要件としてモデル要素を定義します。 モデルにリンクされる要件の数を減らすには、コンポーネントレベルで要件を適用します。コンポーネントには、たとえば次のようなモデル要素のグループが含まれます。
以下のモデル要素 "のみ" が含まれるコンポーネントは要件リンクから除外されます。
リンクされたコンポーネントに除外対象でない子モデル要素が含まれる場合、関連付けられている要件は子によって部分的または全体的に実装されます。 | ||
根拠 | A | コンポーネント レベルで要件リンクを確立することにより、モデル要素の関係が取得される。さらに、マイナーなロジックの変更に対する要件リンクの更新の必要性が低減されるため、保守性が向上する。 | |
B、C | 要件の変更による影響分析をサポートする。 | ||
モデル アドバイザー チェック | Check for model elements that do not link to requirements (Simulink Check) | ||
参考文献 |
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参考 | 要件のトレーサビリティ (Requirements Toolbox) | ||
最終更新 | R2021a | ||
例 | 推奨: 親コンポーネントへの要件リンク サブシステムをもたない最上位モデルに配置された要件リンク。 | ||
推奨: 領域の注釈に配置された要件リンク 領域の注釈に配置された要件リンク。 |