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ウィンドウ デザイナー

スペクトル ウィンドウの設計と解析

説明

ウィンドウ デザイナー アプリによって、スペクトル ウィンドウを設計および解析できます。このアプリを使って次のことを実行できます。

  • 1 つ以上のウィンドウの時間領域と周波数領域の表現を表示します。

  • ウィンドウが、その長さや他のパラメーターの関数と共にどのように変化するかを調べます。

  • ウィンドウをグラフィカルに設計し、MATLAB® ワークスペースへエクスポートします。

Window Designer app

ウィンドウ デザイナー アプリを開く

  • MATLAB ツールストリップ: [アプリ] タブの [信号処理と通信] でアプリのアイコンをクリックします。

  • MATLAB コマンド プロンプト: windowDesigner と入力します。

すべて展開する

ウィンドウ デザイナーを使用して長さ 128 のボーマン ウィンドウを指定し、ワークスペースにエクスポートします。

  1. ボーマン ウィンドウを作成します。

    • [タイプ] リストから [ボーマン] を選択します。

    • [長さ]128 と入力します。

    • [名前]bohwin と入力します。

  2. [適用] をクリックします。[ウィンドウ ビューアー] ボックスの時間および周波数領域にウィンドウが表示されます。

  3. [ワークスペースに保存] をクリックします。コマンド ラインで次のメッセージが確認できます。

    bohwin has been exported to the workspace.

  4. ワークスペースに新しいウィンドウがあることを確認します。

    whos bohwin
      Name          Size            Bytes  Class     Attributes
    
      bohwin      128x1              1024  double

ウィンドウ デザイナーを使用し、カイザー ウィンドウの動作がウィンドウ長と形状パラメーター β にどのように依存しているかを確認します。

  1. カイザー ウィンドウを作成します。

    • [タイプ] リストから [カイザー] を選択します。

    • [長さ]20 と入力します。

    • [ベータ]0 と入力します。

    • [名前]kaiser0 と入力します。

  2. [適用] をクリックします。[ウィンドウ ビューアー] ボックスの時間および周波数領域にウィンドウが表示されます。

  3. [新規ウィンドウの追加] をクリックします。長さ 20 で、[ベータ]3 のカイザー ウィンドウを作成します。ウィンドウの名前を kaiser3 として [適用] をクリックします。

  4. [ウィンドウのコピー] をクリックし、[ベータ]6 にして 3 番目のカイザー ウィンドウ kaiser6 を作成します。[適用] をクリックします。

  5. [ウィンドウ リスト] で 3 つのウィンドウを選択します。

  6. [名前] リストから kaiser0 を選択し、[ウィンドウ ビューアー] プロットで強調表示されるようにします。[長さ]10[ベータ]6 に設定します。[適用] をクリックします。

  7. [名前] リストから kaiser3 を選択します。[長さ]20 のままとし、[ベータ]6 に設定します。[適用] をクリックします。

  8. [名前] リストから kaiser6 を選択します。[ベータ]6 のままとし、[長さ]40 に設定します。[適用] をクリックします。

  9. [名前] リストから kaiser3 を選択します。[凡例を表示] ボタン をクリックします。

ウィンドウ デザイナーを使用して、既定の 64 サンプルのハミング ウィンドウのサイドローブを可視化します。

  1. [表示] メニューで、[時間領域] の選択を解除して [解析パラメーター] をクリックします。

  2. ダイアログ ボックスで、以下のパラメーターを指定します。

    • [点数]8192 と入力。

    • [周波数単位]Hz に設定。

    • [サンプリング周波数]500 Hz に設定。

    • [正規化振幅] を選択。

  3. [OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。[X 軸ズーム] ボタン をクリックします。10 Hz ~ 35 Hz の領域を拡大し、ウィンドウの最初の 2 つのサイドローブを詳細表示します。

関連する例

バージョン履歴

R2006a より前に導入