このページの翻訳は最新ではありません。ここをクリックして、英語の最新版を参照してください。
midcross
2 値波形での中央基準レベル クロッシング
構文
C = midcross(X)
C = midcross(X,FS)
C = midcross(X,T)
[C,MIDLEV] = midcross(...)
C = midcross(X,Name,Value)
midcross(...)
説明
は、入力信号 C
= midcross(X
)X
の各遷移が 50% 基準レベルと交差する時点のベクトル C
を返します。サンプル瞬時は、入力ベクトルのインデックスに対応します。midcross
は、クロッシングの瞬間の判断に内挿を使用するため、C
はサンプリング瞬時に対応しない値を含む可能性があります。遷移を判定するため、midcross
ではヒストグラム法により X
の状態レベルを推定します。midcross
は、Low 状態の上限と High 状態の下限を横断するすべての区間を識別します。Low 状態と High 状態の上下限は、状態レベル +/- 状態レベル間の差の倍数として表されます。状態レベルの許容誤差を参照してください。
では、サンプルレート C
= midcross(X
,FS
)FS
を正のスカラー値として Hz で指定します。最初のサンプル瞬時は t=0 に対応します。midcross
は、クロッシングの瞬間の判断に内挿を使用するため、C
はサンプリング瞬時に対応しない値を含む可能性があります。
では、サンプル瞬時 C
= midcross(X
,T
)T
を X
と同数の要素をもつベクトルとして指定します。midcross
は、クロッシングの瞬間の判断に内挿を使用するため、C
はサンプリング瞬時に対応しない値を含む可能性があります。
[
は、中央基準レベルに対応する波形での値を返します。 C
,MIDLEV
] = midcross(...)
は、1 つまたは複数の C
= midcross(X
,Name,Value
)Name,Value
引数ペアで指定される追加オプションにより、中央基準レベル クロッシングに対応する時点を返します。
midcross(...)
は信号をプロットし、中間点クロッシング (中央基準レベル瞬時) の位置とそれに関連する基準レベルを示します。midcross
ではまた、状態レベルを状態の上下限と共にプロットします。
入力引数
|
2 値波形。 |
|
Hz のサンプルレート。 |
|
サンプル瞬時のベクトル。 |
名前と値の引数
オプションの引数 Name,Value
のコンマ区切りペアを指定します。Name
は引数名で、Value
は対応する値です。Name
は引用符で囲まなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN
のように、複数の名前と値のペアの引数を、任意の順番で指定できます。
|
波形振幅のパーセント比で表した中央基準レベル。 既定値: |
|
Low 状態レベルおよび High 状態レベル。 |
|
パーセント比で表される許容誤差レベル (状態の上下限)。状態レベルの許容誤差を参照してください。 既定値: |
出力引数
|
中央基準レベルとのクロッシング時点。 |
|
中央基準レベル。 |
例
詳細
参考文献
[1] IEEE® Standard on Transitions, Pulses, and Related Waveforms, IEEE Standard 181, 2003. p. 20.
バージョン履歴
参考
falltime
| pulsewidth
| risetime
| settlingtime
| statelevels