Scope Snapshot
スコープおよび XY グラフのイメージを挿入
説明
このコンポーネントはスコープおよび XY グラフのイメージを挿入します。このコンポーネントでスナップショットが挿入されるブロックの例として次があります。
Scope (および Floating Scope) ブロックと XY Graph ブロック (Simulink®)
Spectrum Analyzer ブロックと Time Scope ブロック (DSP System Toolbox™)
Video Viewer (Computer Vision Toolbox™)
Simulink Control Design™ Linear Analysis Plots ライブラリ内のブロック (Bode Plot ブロックなど)
モデルをまだシミュレートしていない場合、スコープは空です。詳細については、モデルのシミュレーション コンポーネントのリファレンス ページを参照してください。
parsim 関数を使用してシミュレーションを実行する場合、このコンポーネントはサポートされません。
スコープのスナップショットの動作はその親コンポーネントによって決まります。
モデル ループまたは Simulink のループ コンポーネントなし:現在のモデルにあるすべての XY グラフおよびスコープを含めます。システム ループ: 現在のシステムにあるすべての XY グラフおよびスコープを含めます。ブロック ループ: 現在のブロックが XY グラフまたはスコープである場合、これを含めます。信号ループ: 現在の信号に接続されているすべての XY グラフとスコープを含めます。Scope Snapshot が親として Simulink ループ処理コンポーネントをもたない場合、開いているすべてのモデル内のすべての XY グラフとスコープを含めます。
スコープ オプション
閉じられたスコープに関するレポート: コンテキスト内のすべてのスコープのスナップショットを撮ります。このオプションは、レポートの生成時に、閉じられたスコープを強制的に開きます。
オートスケールの時間軸: Simulink スコープの時間軸を、ログ全体が含まれるようスケーリングします。
印刷オプション
イメージ ファイル形式: イメージ ファイルの形式を指定します。
[自動的な HG 形式](既定のオプション) を選択すると、指定したレポート出力形式に最も適した形式が自動的に選択されます。あるいは、出力ビューアーで読み取り可能なイメージ形式を選択します。他には、以下のオプションがあります。自動的な HG 形式([設定] ダイアログ ボックスで選択した Simulink ファイル形式を使用)Black and white encapsulated PostScriptBlack and white encapsulated PostScript (TIFF)Black and white encapsulated PostScript2Black and white encapsulated PostScript2 (TIFF)Black and white PostScriptBlack and white PostScript2Color encapsulated PostScriptColor encapsulated PostScript (TIFF)Color encapsulated PostScript2Color encapsulated PostScript2 (TIFF)Color PostScriptColor PostScript2JPEG high quality imageJPEG medium quality imageJPEG low quality imagePNG 24-bit imageTIFF - compressedTIFF - uncompressedWindows metafile
用紙方向:
横縦回転Figure の向きを使用:orientコマンドで設定した図の方向を使用します。フル ページ イメージ (PDF のみ): PDF レポートで、縦方向または横方向を使用してページ全体に合わせたイメージのスケーリング、ページ余白の最小化、およびイメージ サイズの最大化を行います。
用紙方向の詳細については、MATLAB® ドキュメンテーションの
orientコマンドを参照してください。イメージ サイズ: Handle Graphics® Figure スナップショットのサイズを
[w h](幅と高さ) の形式で指定します。単位のテキスト ボックスで、次のいずれかのオプションを選択します。インチセンチ メートルポイント正規化
背景色: 印刷に使用する色を指定します。イメージ内の色を変更するには、次のいずれかのオプションを選択します。
自動: スナップショットを明るいグラフィックス テーマで印刷します。明るいグラフィックス テーマ: スナップショットを白の背景色と暗い色のグラフの線およびテキストで印刷します。暗いグラフィックス テーマ: スナップショットを暗い色の背景と明るい色のグラフの線およびテキストで印刷します。Figure と座標軸の背景色を保持: 画面に表示される元のイメージの色を保持します。Figure の InvertHardcopy 設定を使用: イメージのInvertHardcopyプロパティを使用します。InvertHardcopyが true の場合、イメージはライト テーマで印刷されます。InvertHardcopyが false の場合、スナップショットは元のイメージの色を保持します。Figure の背景を白にする: スナップショットを白い背景で印刷します。
表示オプション
スケーリング: ブラウザーに表示されるイメージのサイズを制御します。このオプションを使用してイメージを拡大してもイメージの保存サイズには影響しませんが、表示されたイメージのサイズを拡大または縮小するとイメージの画質が劣化することがあります。
一般に、最も予測しやすい最良の表示結果を得るには、既定の設定である
[イメージ サイズを使用]を使用してください。イメージ サイズを使用: レポート内のイメージが画面上と同じサイズで表示されます (既定の設定)。固定サイズ: 数値と単位のタイプを指定します。ズーム: 倍率、最大サイズ、および測定単位を指定します。
サイズ: イメージのサイズを
[width height]の形式で指定します。このフィールドは、[スケーリング] リストで[固定サイズ]を選択した場合のみ有効です。最大サイズ: イメージの最大サイズを
[width height]の形式で指定します。このフィールドは、[スケーリング] 選択リストで[ズーム]を選択した場合のみ有効です。単位: イメージ サイズの単位を指定します。このフィールドは、[イメージ サイズ] 選択リストで
[ズーム]または[固定サイズ]を選択した場合のみ有効です。配置: このプロパティは PDF または RTF 形式のレポートでのみサポートされます。
自動右左中央
タイトル: スナップショットの図のタイトルを指定します。
ブロック名: タイトルにブロック名を使用します。Full Simulink path name: Simulink パスをタイトルに使用します。カスタム: カスタムのタイトルを指定します。
表題: スナップショットの図について短いテキストの説明を選択するか、入力します。
表題なしAutomatic (use block description)。Simulink ブロックの説明を表題に使用します。カスタム。スナップショットの図について短いテキストの説明を指定します。
レポートに挿入されるもの
あり。イメージ。
クラス
rptgen_sl.csl_blk_scope