Text
テキストの書式設定とレポートへの挿入
説明
このコンポーネントは、テキストを書式設定してレポートに挿入します。Word と PDF レポートでは、親として段落コンポーネントをもたなければなりません。
プロパティ
レポートに含めるテキスト: レポートに含めるテキストを指定します。指定されたテキストには
%<expr>形式のプロパティ式の計算を含めることができます。ここで、exprはレポート生成時に文字列を評価する MATLAB 式です。たとえば、"このレポートは%<date>に生成された" というテキストの場合、この指定されたテキストの%<date>がレポートの生成日に置き換えられた状態でレポート内に挿入されます。スタイル名: 出力形式が
[ダイレクト PDF (テンプレートを使用)]など、(テンプレートを使用) タイプのいずれかであるレポートのテキストで使用するスタイルを指定します。既定の設定では、このコンポーネントのコンテンツは挿入先の段落のスタイルを継承します。段落スタイルをオーバーライドするには、レポートのテンプレートで定義した他のスタイルを指定します。他のスタイルを指定するには、次の手順に従います。[スタイル名] を
[指定]に設定します。[スタイル名] テキスト ボックスで、スタイル名を入力します。
指定するカスタム スタイルは、HTML レポートおよび PDF レポートの span のスタイルか、レポートの生成に使用するテンプレートで定義されている文字スタイル (または Word レポートのリンクされた段落/文字スタイル) でなければなりません。テンプレート スタイルの詳細は、レポート テンプレートを参照してください。
Microsoft® Word で、名前付きスタイルを使用して適用する段落スタイルおよびテキスト スタイルは、両方を同じテキストに適用する場合に相互作用が発生する可能性があります。この相互作用は、太字、イタリック、下線など、段落とテキストに共通する書式設定プロパティで発生します。
たとえば、段落スタイル MyStyle を段落に適用しており、MyStyle では太字書式設定を指定しているとします。そこで、BoldStyle という名前のテキスト スタイルを段落のテキストに適用するとします。BoldStyle で書式設定されたテキストによって、そのテキストの段落スタイルの太字がオフに切り替えられます。テキストを確実に太字にするには、そのタイプの段落に含まれるテキストに適用する、太字以外のプロパティを含むテキスト スタイルを作成します。
スタイル
太字: テキストを太字にします。
イタリック: テキストをイタリックにします。
下線: テキストに下線を表示します。
取り消し線: テキストに取り消し線を表示します。
下付き文字: テキストを、他のテキストより小さいフォントで、他のテキストよりわずかに下に配置される下付き文字として書式設定します。
上付き文字: テキストを、他のテキストより小さいフォントで、他のテキストよりわずかに上に配置される上付き文字として書式設定します。
空白を維持: テキスト内の連続する空白を維持します。[空白を維持] を選択した場合、その段落のすべての子コンポーネントで空白が維持されます。[空白を維持] を選択しない場合、複数の空白が単一の空白に短縮されます。このオプションは、
[ダイレクト PDF (テンプレートを使用)]など、出力タイプが(テンプレートを使用)のレポートにのみ適用されます。他の出力タイプの場合、このオプションは表示されません。メモ
これらの書式オプションは、指定するカスタム スタイルで定義された対応する書式をオーバーライドします。たとえば、[太字] を選択すると、指定のスタイルで標準的な太さのテキストが使用されていてもテキストが太字になります。
PDF レポートで空白を維持するには、段落レベルでこのオプションを選択しなければなりません。PDF では、段落コンポーネントの子である選択された
Textについて、空白の維持をサポートしていません。色: テキストの色を指定します。
色のリストから色を選択します。
16 進数の RGB 値を #RRGGBB として入力します。たとえば、
#0000ffは青色です。%<expr>を入力します。ここで、exprは色の名前または 16 進数の RGB 値を実行する MATLAB® 式です。
メモ
これらの書式オプションは、指定するカスタム スタイルで定義された対応する書式をオーバーライドします。たとえば、[太字] を選択すると、指定のスタイルで標準的な太さのテキストが使用されていてもテキストが太字になります。
レポートへの挿入
あり。テキスト。
クラス
rptgen.cfr_text