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gpurng
GPU での乱数発生の制御
構文
説明
gpurng("default")
は、既定のアルゴリズムとシードを使用して、GPU の乱数発生器を初期化します。既定のアルゴリズムは、シードが 0
の Threefry
発生器です。生成される乱数は MATLAB® を再起動した場合と同じです。
関数 gpurng
は GPU のグローバル ストリームを制御します。このストリームは、関数 rand
、randi
、randn
、および randperm
が GPU 上で乱数列をどのように発生させるかを決定します。GPU のグローバル ストリームとは別に 1 つ以上の独立したストリームを作成するには、parallel.gpu.RandStream
を参照してください。
gpurng(
は、GPU 乱数発生器で使用されるアルゴリズムと、シード generator
)0
を指定します。この構文は gpurng(0,generator)
と等価です。 (R2023b 以降)
gpurng(
は、S
)Type
、Seed
、および State
のフィールドをもつ構造体 S
に含まれる設定に基づいて、乱数発生器の状態を初期化します。構造体 S
は、前回の S = gpurng
または S = gpurng(__)
の呼び出しで返された構造体でなければなりません。
は、乱数発生器の現在の状態を、S
= gpurngType
、Seed
、および State
のフィールドをもつ構造体 S
として返します。
は、乱数発生器の現在の状態を構造体 S
= gpurng(___)S
で返してから、指定された引数を使用して設定を変更します。
メモ
MATLAB の基本設定ウィンドウに表示された乱数発生器の既定のアルゴリズムとシードは、CPU 上で生成される乱数にのみ影響し、gpurng("default")
の呼び出しには影響しません。