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controllerPurePursuit
説明
controllerPurePursuit
System object™ は、差動駆動型車両を一連のウェイポイントに追従させるコントローラー オブジェクトを作成します。このオブジェクトは、現在の姿勢を基に、車両の線形速度と角速度を計算します。更新された姿勢を使用してオブジェクトを連続して呼び出すと、更新された速度コマンドが車両に提供されます。MaxAngularVelocity
プロパティと DesiredLinearVelocity
プロパティを使用して、車両のパフォーマンスに基づいて速度を更新します。
LookaheadDistance
プロパティは、パス上の前方注視点を計算します。これは車両の局所的な目標の 1 つです。角速度コマンドはこの点に基づいて計算されます。LookaheadDistance
を変更すると、アルゴリズムのパフォーマンスに大きく影響します。前方注視距離を大きくすると、車両の軌跡は滑らかになりますが、車両がパスに沿って近道をする可能性があります。前方注視距離を小さくすると、パスを追跡する際に振動が発生し、動作が不安定になる可能性があります。単純追跡アルゴリズムの詳細については、単純追跡コントローラーを参照してください。
メモ
R2016b 以降では、System object によって定義された演算を実行するために、step
メソッドを使用する代わりに、引数を指定して関数であるかのようにそのオブジェクトを呼び出すことができます。たとえば、y = step(obj,x)
と y = obj(x)
は同等の演算を実行します。
線形速度と角速度の制御コマンドを計算するには、次を行います。
controllerPurePursuit
オブジェクトを作成して、そのプロパティを設定します。関数と同様に、引数を指定してオブジェクトを呼び出します。
System object の機能の詳細については、System object とはを参照してください。
作成
説明
は、単純追跡アルゴリズムを使用して差動駆動型車両の線形速度と角速度の入力を計算する、単純追跡オブジェクトを作成します。controller
= controllerPurePursuit
は、1 つ以上の controller
= controllerPurePursuit(Name,Value)Name,Value
ペアによって指定された追加オプションを使用して、単純追跡オブジェクトを作成します。Name はプロパティ名で、Value は対応する値です。Name は一重引用符 (' '
) で囲まなければなりません。名前と値のペアの引数を複数、任意の順序で、Name1,Value1,...,NameN,ValueN
のように指定できます。指定されていないプロパティでは既定値が保持されます。
例: controller = controllerPurePursuit('DesiredLinearVelocity', 0.5)
プロパティ
使用法
説明
入力引数
出力引数
オブジェクト関数
オブジェクト関数を使用するには、System object を最初の入力引数として指定します。たとえば、obj
という名前の System object のシステム リソースを解放するには、以下の構文を使用します。
release(obj)
例
拡張機能
バージョン履歴
R2019b で導入
参考
binaryOccupancyMap
(Robotics System Toolbox) | occupancyMap
| binaryOccupancyMap
| occupancyMap
| controllerVFH