mobileRobotPRM
Probabilistic Roadmap (PRM) パス プランナーの作成
説明
mobileRobotPRM
オブジェクトは、Map
プロパティに指定された環境マップ用にロードマップ パス プランナー オブジェクトを作成します。このオブジェクトはマップを使用してロードマップを生成します。ロードマップは、フリー スペースと占有スペースに基づく、マップ内で取り得るパスのネットワーク グラフです。ノード数 NumNodes
と接続距離 ConnectionDistance
をカスタマイズしてマップの複雑度に適合させ、開始位置から終了位置まで障害物のないパスを検出できます。
マップが定義された後、mobileRobotPRM
パス プランナーはマップのフリー スペース全体にわたって、指定された数のノードを生成します。ノード間の接続は、2 つのノード間の直線上に障害物がなく、かつその直線が指定した接続距離内に収まっている場合に作成されます。
開始位置と終了位置を定義した後、この接続ネットワークを使用して障害物のないパスを検出するには、findpath
メソッドを使用します。接続されたパスが findpath
で求められなかった場合、空の配列が返されます。ノード数を増やすか、接続距離を延ばすことで、接続されたパスが見つかる尤度は高まりますが、これらのプロパティの調整が必要です。ロードマップと生成済みパスを確認するには、show
の可視化オプションを使用します。mobileRobotPRM
のプロパティのいずれかを変更した場合は、update
、show
または findpath
を呼び出して、ロードマップを再作成します。
作成
説明
は、既定のプロパティを使用して空のロードマップを作成します。ロードマップを使用する前に、planner
= mobileRobotPRMMap
プロパティに binaryOccupancyMap
オブジェクトを指定しなければなりません。
は、planner
= mobileRobotPRM(map
)map
を Map
プロパティとして設定してロードマップを作成します。ここで map
は binaryOccupancyMap
オブジェクトです。
は、planner
= mobileRobotPRM(map
,numnodes
)NumNodes
プロパティに最大ノード数 numnodes
を設定します。
入力引数
プロパティ
拡張機能
バージョン履歴
R2019b で導入参考
binaryOccupancyMap
| occupancyMap
(Navigation Toolbox) | controllerPurePursuit