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polarhistogram

極座標のヒストグラム

説明

polarhistogram(theta) は、theta の値を等間隔に配置されたビンに振り分けて極座標内にヒストグラム プロットを作成します。値をラジアン単位で指定します。

polarhistogram(theta,nbins) は正の整数 nbins によって指定された数のビンを使用します。

polarhistogram(theta,edges) はベクトル edges によって指定されたエッジをもつビンに theta を振り分けます。すべてのビンは左のエッジをもちますが、右のエッジをもつのは最後のビンだけです。言い換えれば、最後のビンは両方のエッジをもちます。

polarhistogram('BinEdges',edges,'BinCounts',counts) は手動で指定したビン エッジと、関連付けられたビン数を使用します。関数 polarhistogram はデータのビン化を一切行いません。

polarhistogram(___,Name,Value) は、1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用して追加のオプションを指定します。たとえば、'FaceAlpha' および 0 と 1 の間のスカラー値を指定することにより、半透明のバーを使用できます。

polarhistogram(pax,___) は、現在の座標軸ではなく pax によって指定される極座標軸にプロットします。

h = polarhistogram(___) は、Histogram オブジェクトを返します。ヒストグラムを作成した後で変更を加えるには、h を使用します。プロパティの一覧については、Histogram のプロパティ を参照してください。

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0 と 2π の間の値からなるベクトルを作成します。データが 6 つのビンに分類されたヒストグラムを作成します。

theta = [0.1 1.1 5.4 3.4 2.3 4.5 3.2 3.4 5.6 2.3 2.1 3.5 0.6 6.1];
polarhistogram(theta,6)

Figure contains an axes. The axes contains an object of type histogram. This object represents theta.

-ππ の間の 100,000 個の値からヒストグラム プロットを作成し、データを 25 個のビンに分類します。

theta = atan2(rand(100000,1)-0.5,2*(rand(100000,1)-0.5));
polarhistogram(theta,25);

Figure contains an axes. The axes contains an object of type histogram. This object represents theta.

極座標にヒストグラムを作成し、外観を変更します。FaceColor プロパティを色名の文字ベクトル ('red' など) または RGB 3 成分に設定してバーの色を指定します。FaceAlpha プロパティを 0 と 1 の間の値に設定することにより透明度を指定します。

theta = atan2(rand(100000,1)-0.5,2*(rand(100000,1)-0.5));
polarhistogram(theta,25,'FaceColor','red','FaceAlpha',.3);

Figure contains an axes. The axes contains an object of type histogram. This object represents theta.

極座標のヒストグラムを作成します。histogram オブジェクトを変数 h に割り当てます。

theta = atan2(rand(100000,1)-0.5,2*(rand(100000,1)-0.5));
h = polarhistogram(theta,25)

Figure contains an axes. The axes contains an object of type histogram. This object represents theta.

h = 
  Histogram with properties:

             Data: [100000x1 double]
           Values: [1x25 double]
          NumBins: 25
         BinEdges: [1x26 double]
         BinWidth: 0.2513
        BinLimits: [-3.1416 3.1416]
    Normalization: 'count'
        FaceColor: 'auto'
        EdgeColor: [0 0 0]

  Show all properties

histogram オブジェクトを作成した後でプロパティにアクセスしたり編集するには、h を使用します。たとえば、histogram オブジェクトの DisplayStyle プロパティを設定してヒストグラムの外枠だけを表示します。

h.DisplayStyle = 'stairs';

Figure contains an axes. The axes contains an object of type histogram. This object represents theta.

入力引数

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ビンに分散させるデータ。ベクトルまたは行列として指定します。ベクトルと行列のどちらを指定した場合でも、polarhistogram はヒストグラムを 1 つ作成します。値をラジアン単位で指定します。度数をラジアンに変換するには deg2rad を使用します。

同じ角度方向に対応する値は正確に 2π 異なり、同じビンに分類されます。polarhistogramNaNInf および -Inf の値をいずれのビンにも含めません。

例: theta = [0 0.4 0.5 0.7 2.3 3.0 1.7 0.3];

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

ビンの数。正の整数として指定します。nbins を指定しない場合、polarhistogramtheta の値に基づいて使用するビンの数を自動的に計算します。

例: nbins = 15;

ビンのエッジ。ベクトルとして指定します。エッジの最小値と最大値の差は 2π 以下でなければなりません。

例: polarhistogram('BinEdges',[0 pi/3 pi 3*pi/2 2*pi],'BinCounts',[5 3 4 6])

ビンのカウント数。ベクトルとして指定します。ビンのカウント数の計算を個別に実行し、polarhistogram によるデータのビン化を一切行わない場合にこのオプションを使用します。

例: polarhistogram('BinEdges',[0 pi/3 pi 3*pi/2 2*pi],'BinCounts',[5 3 4 6])

PolarAxes オブジェクト。極座標軸を指定しない場合、polarhistogram は現在の座標軸を使用します。polarhistogram は直交座標軸へのプロットをサポートしません。

名前と値のペアの引数

オプションの Name,Value の引数ペアをコンマ区切りで指定します。Name は引数名で、Value は対応する値です。Name は引用符で囲まなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN のように、複数の名前と値のペアの引数を任意の順序で指定できます。

例: polarhistogram(theta,'FaceAlpha',0.3) は半透明のバーをもつヒストグラムを作成します。

ここでは、histogram プロパティの一部だけを紹介しています。完全な一覧については、Histogram のプロパティ を参照してください。

ビンの範囲。[bmin,bmax] の形式の 2 要素ベクトルとして指定します。ここで bminbmax より小さい値です。

このオプションは、bmin 以上 bmax 以下の入力配列値を使用してヒストグラムをプロットします。つまり、theta(theta>=bmin & theta<=bmax) です。

例: polarhistogram(theta,'BinLimits',[-pi/2 pi/2])-pi/2 以上 pi/2 以下の theta の値のみを使用してヒストグラムをプロットします。

ビンの最上部の幅。2π 未満のスカラーとして指定します。

polarhistogram は最大 65,536 (216) 個のビンを使用します。指定したビンの幅によってさらに多くのビンが必要とされる場合、polarhistogram は最大ビン数を使用し、必要に応じてビンの幅を調整します。

例: polarhistogram(theta,'BinWidth',pi) は幅が π のビンを使用します。

正規化のタイプ。次の表のいずれかの値を指定します。

説明
'count'

既定の正規化スキームです。それぞれのバーの高さは各ビンの観測数になります。バーの高さの合計は numel(theta) です。

'probability'

それぞれのバーの高さは相対的な観測数になります。それぞれの高さは (ビン内の観測数/観測の総数) で計算されます。バーの高さの合計は 1 です。

'countdensity'

それぞれのバーの高さは (ビン内の観測数 / ビンの幅) になります。

'pdf'

確率密度関数の推定値です。それぞれのバーの高さは (ビン内の観測数)/(観測の合計数 * ビンの幅) になります。それぞれのバーの面積は相対的な観測数になります。バーの面積の合計は 1 です。

'cumcount'

それぞれのバーの高さは、各ビンとそれ以前のすべてのビンの観測数の累積になります。最後のバーの高さは numel(theta) です。

'cdf'

累積密度関数の推定値です。それぞれのバーの高さは、そのビンとそれ以前のすべてのビンの相対的な観測数の累積と等しくなります。最後のバーの高さは 1 です。

例: polarhistogram(theta,'Normalization','pdf')theta の確率密度関数の推定値をプロットします。

ヒストグラムの表示スタイル。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'stairs' — ヒストグラムの外枠だけを表示します。

  • 'bar' — 各バーの内部を塗りつぶした状態で表示します。

例: polarhistogram(theta,'DisplayStyle','stairs') はヒストグラムの外枠をプロットします。

ヒストグラムのバーの透明度。0 以上 1 以下のスカラー値として指定します。polarhistogram は同じ透明度をヒストグラムのすべてのバーで使用します。1 の値は完全な不透明を、0 の値は完全な透明 (非表示) を意味します。

例: polarhistogram(theta,'FaceAlpha',.5) は半透明のバーをもつヒストグラム プロットを作成します。

ヒストグラムのバーの色。'auto'、RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名、または省略名として指定します。既定値の 'auto' を指定すると、ヒストグラムで色を選択できます。

カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分または 16 進数カラー コードを指定します。

  • RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は [0,1] の範囲でなければなりません。たとえば [0.4 0.6 0.7] のようになります。

  • 16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (#) で始まり、3 桁または 6 桁の 0 から F までの範囲の 16 進数が続く文字ベクトルまたは string スカラーです。これらの値では大文字小文字は区別されません。したがって、カラー コード '#FF8800''#ff8800''#F80'、および '#f80' は等価です。

あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。

色名省略名RGB 3 成分16 進数カラー コード外観
'red''r'[1 0 0]'#FF0000'

'green''g'[0 1 0]'#00FF00'

'blue''b'[0 0 1]'#0000FF'

'cyan' 'c'[0 1 1]'#00FFFF'

'magenta''m'[1 0 1]'#FF00FF'

'yellow''y'[1 1 0]'#FFFF00'

'black''k'[0 0 0]'#000000'

'white''w'[1 1 1]'#FFFFFF'

'none'該当なし該当なし該当なし色なし

MATLAB® の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。

RGB 3 成分16 進数カラー コード外観
[0 0.4470 0.7410]'#0072BD'

[0.8500 0.3250 0.0980]'#D95319'

[0.9290 0.6940 0.1250]'#EDB120'

[0.4940 0.1840 0.5560]'#7E2F8E'

[0.4660 0.6740 0.1880]'#77AC30'

[0.3010 0.7450 0.9330]'#4DBEEE'

[0.6350 0.0780 0.1840]'#A2142F'

DisplayStyle'stairs' に指定した場合、polarhistogramFaceColor プロパティを使用しません。

例: polarhistogram(theta,'FaceColor','g') はバーが緑色のヒストグラム プロットを作成します。

制限

  • polarhistogram は、極座標軸での categorical データのヒストグラム作成をサポートしていません。

R2016b で導入