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netcdf.inqVarChunking

netCDF 変数のチャンク化パラメーターを返す

    説明

    [storage,chunkSizes] = netcdf.inqVarChunking(ncid,varid) は、ncid によって指定されたファイルまたはグループ内の、varid によって指定された netCDF 変数のチャンク化パラメーターを返します。

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    サンプル netCDF ファイルを開き、変数のチャンク化パラメーターを取得します。この場合、指定した変数は、360×180×1 のチャンクに格納されています。

    ncid = netcdf.open("example.nc","NOWRITE");
    gid = netcdf.inqNcid(ncid,"grid1");
    varid = netcdf.inqVarID(gid,"temp");
    [storage,chunkSizes] = netcdf.inqVarChunking(gid,varid)
    
    storage =
    
        'chunked'
    
    
    chunkSizes =
    
       360   180     1
    

    netCDF ファイルを閉じます。

    netcdf.close(ncid)
    

    入力引数

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    NetCDF ファイルまたはグループの識別子。非負の整数スカラーとして指定します。関数 netcdf.create または netcdf.open を使用してファイル識別子を返すことができます。関数 netcdf.defGrp を使用してグループ識別子を返すことができます。

    データ型: double

    NetCDF 変数の識別子。非負の整数スカラーとして指定します。関数 netcdf.defVar を使用して変数の識別子を返すことができます。

    データ型: double

    出力引数

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    netCDF 変数のチャンク タイプ。'chunked' または 'contiguous' として返されます。

    netCDF 変数のチャンクの次元。正の整数配列、または [] (storage'contiguous' の場合) として返されます。

    MATLAB® は列優先の順序を使用するため、chunkSizes の次元の並びは、netCDF C API で見られる並びと逆になります。

    ヒント

    • この関数は、netCDF ライブラリ C API の関数 nc_inq_var_chunking に相当します。

    バージョン履歴

    R2010b で導入