netcdf.defVarChunking
NetCDF 変数のチャンク動作の定義
構文
netcdf.defVarChunking(ncid,varid,storage,chunkDims)
説明
netcdf.defVarChunking(ncid,varid,storage,chunkDims)
は、varid
によって指定される変数のチャンク設定を実行します。チャンク化はパフォーマンスを向上させる手法です。storage
は使用するチャンク化の型を指定し、chunkDims
はチャンク サイズの範囲を指定します。変数を作成した後、変数にデータを書き込む前に、変数と共に使用するチャンク サイズを指定しなければなりません。
netCDF-3 モードで作成された NetCDF ファイルの変数には、チャンクのサイズを指定できません (CLASSIC_MODEL
)。
入力引数
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ファイルに書き込む際に NetCDF が変数をチャンクに分割するかどうかを指定する文字ベクトルまたは string スカラー。 |
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チャンクの次元を指定する配列。 MATLAB® は FORTRAN スタイルの並びを使用するため、 ストレージが 既定値: NetCDF ライブラリによって決定されたチャンク サイズ。 |
例
この例では、NetCDF ファイルを作成し、変数のチャンク化動作を指定します。
ncid = netcdf.create('myfile.nc','NETCDF4'); latdimid = netcdf.defDim(ncid,'lat',1800); londimid = netcdf.defDim(ncid,'col',3600); varid = netcdf.defVar(ncid,'earthgrid','double',[latdimid londimid]); netcdf.defVarChunking(ncid,varid,'CHUNKED',[180 360]); netcdf.close(ncid);
参照
この関数は、NetCDF ライブラリ C API の関数 nc_def_var_chunking
に相当します。