matlab.lang.makeValidName
入力文字列からの有効な MATLAB 識別子の作成
構文
説明
は、入力 string N
= matlab.lang.makeValidName(S
)S
から、有効な MATLAB® 識別子 N
を作成します。関数 makeValidName
は、N
の文字列が一意であることを保証しません。
有効な MATLAB 識別子は、英数字 (A–Z、a–z、0–9) とアンダースコアで構成される文字ベクトルであり、最初の文字は英字で、文字ベクトルの長さは namelengthmax
以下です。
makeValidName
は、まず空白文字を削除してから、英数字またはアンダースコアでない文字を置換します。空白文字の後に小文字が来る場合、makeValidName
は、その文字を対応する大文字に変換します。
には、1 つ以上の N
= matlab.lang.makeValidName(S
,Name,Value
)Name,Value
ペア引数によって指定された追加オプションが含まれます。
例
入力引数
出力引数
ヒント
入力値が必ず有効かつ一意になるようにするため、
matlab.lang.makeUniqueStrings
をmatlab.lang.makeValidName
より後に使用します。S = {'my.Name','my_Name','my_Name'}; validValues = matlab.lang.makeValidName(S) validUniqueValues = matlab.lang.makeUniqueStrings(validValues,{},... namelengthmax)
validValues = 'my_Name' 'my_Name' 'my_Name' validUniqueValues = 'my_Name' 'my_Name_1' 'my_Name_2'
無効な文字の置換をカスタマイズするには、まず、
strrep
やregexprep
などの関数を使用して有効な文字に変換します。たとえば、strrep(S,'@','At')
を使用して、S
の'@'
文字を'At'
に変換します。次に、matlab.lang.makeValidName
を使用して、S
のすべての文字が必ず有効な文字になるようにします。
バージョン履歴
R2014a で導入
参考
matlab.lang.makeUniqueStrings
| isvarname
| iskeyword
| isletter
| namelengthmax
| who
| strrep
| regexp
| regexprep