Main Content

nextfile

クラス: matlab.io.datastore.DsFileSet
名前空間: matlab.io.datastore

次のファイルまたはファイル チャンクの情報

構文

fileInfo = nextfile(fs)

説明

fileInfo = nextfile(fs) は、ファイル セット オブジェクト fs 内で使用可能な次のファイルの情報を返します。後続の関数 nextfile の呼び出しでは、前回の呼び出しの終点から読み取りが続行されます。

入力引数

すべて展開する

入力ファイルセット オブジェクト。DsFileSet オブジェクトまたは FileSet オブジェクトとして指定します。DsFileSet オブジェクトを作成する場合は、matlab.io.datastore.DsFileSet を参照してください。FileSet オブジェクトを作成する場合は、matlab.io.datastore.FileSet を参照してください。

出力引数

すべて展開する

ファイル情報。table として返されます。この table には、DSFileSetFileNameFileSizeOffset および SplitSize の列があります。ファイル情報は、Filename フィールドと FileSize フィールドを持つ FileSet オブジェクトの FileInfo オブジェクトとして返されます。

一度に 1 ファイルずつファイル情報を取得

ファイルセット オブジェクトを作成し、一度に 1 ファイルずつファイル情報を繰り返し取得します。

demos フォルダー内のすべての .mat ファイルについて、ファイルセット オブジェクトを 1 つ作成します。

folder = fullfile(matlabroot,'toolbox','matlab','demos');
fs = matlab.io.datastore.DsFileSet(folder,...
                 'IncludeSubfolders',true,...
                 'FileExtensions','.mat');

ファイルセット オブジェクト fs から一度に 1 ファイルずつファイル情報を取得します。

while hasfile(fs)
   file = nextfile(fs);
end

ヒント

  • nextfile メソッドは、ファイルセット オブジェクト fs にそれ以上ファイルが存在しない場合にエラーを返します。このエラーを回避するには、nextfilehasfile および reset と共に使用します。hasfile メソッドはファイルセット オブジェクト内にファイルがまだ残っているかどうかをチェックします。一方、reset メソッドは内部のファイル ポインターをファイルセット オブジェクトの先頭にリセットします。

バージョン履歴

R2017b で導入