このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。
matlab.diagram.ClassViewer クラス
名前空間: matlab.diagram
説明
matlab.diagram.ClassViewer
クラスを使用すると、クラス ダイアグラム ビューアーアプリにコマンド ラインでアクセスできます。このクラスのプロパティとメソッドを使用すると、グラフィカル インターフェイスを使わずにクラス ダイアグラムに入力できます。
matlab.diagram.ClassViewer
クラスは handle
クラスです。
作成
説明
matlab.diagram.ClassViewer
は、クラスを読み込まずにクラス ダイアグラム ビューアー インスタンスを開きます。
matlab.diagram.ClassViewer(
は指定されたクラスを [クラス ブラウザー] ペインとキャンバスの両方に追加します。名前と値の引数を使用して、追加する内容を決定します。Name,Value
)
viewer = matlab.diagram.ClassViewer(___)
は、クラス ダイアグラム ビューアー インスタンスのハンドルを返します。前の入力引数構文のいずれも使用できます。
名前と値の引数
オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで、Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
例: matlab.diagram.ClassViewer(Classes="matlab.net.http.RequestMessage")
[クラス ブラウザー] とビューアーに追加するクラス。文字ベクトル、string スカラー、または string のベクトルとして指定します。クラス インスタンスも使用できます。
例: matlab.diagram.ClassViewer(Classes="matlab.net.http.ResponseMessage")
例: respMsg = matlab.net.http.RequestMessage; matlab.diagram.ClassViewer(Classes=respMsg)
[クラス ブラウザー] とビューアーに追加するクラス フォルダー。文字ベクトル、string スカラー、または string のベクトルとして指定します。
サブフォルダーのクラスを含めるかどうかを決定します。数値または logical 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。値が 1
の場合は、Folders
引数のサブフォルダー内のクラスが含まれ、0
の場合は除外されます。
[クラス ブラウザー] とキャンバスに追加する名前空間。文字ベクトル、string スカラー、または string のベクトルとして指定します。
内側の名前空間のクラスを含めるかどうかを決定します。数値または logical 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。値が 1
の場合は Namespaces
引数の内側の名前空間内のクラスが含まれ、0
の場合は除外されます。
読み込むクラス ダイアグラムのパス。文字ベクトル、string、または string のベクトルとして指定します。
R2024b 以降
[クラス ブラウザー] とキャンバスに追加するパッケージ。文字ベクトル、string スカラー、または string のベクトルとして指定します。
クラス ダイアグラム ビューアー ウィンドウを作成後に表示するかどうかを決定します。数値または logical 0
(false
) または 1
(true
) として指定します。値が 1
の場合はウィンドウが表示され、0
の場合は非表示になります。
プロパティ
クラス ダイアグラム ビューアー インスタンスに最後に読み込んだファイルまたは保存したファイル。string として返されます。このプロパティは、load
メソッドと save
メソッドでのみ設定できます。
属性:
Dependent | true |
ダイアグラムに現在表示されているクラスのリスト。string のベクトルとして返されます。このリストには、キャンバスに表示されているクラスが含まれますが、[クラス ブラウザー] にのみリストされているクラスは含まれません。
属性:
Dependent | true |
R2024a 以降
クラス ダイアグラム ビューアーに関連付けを表示するかどうかを決定します。数値または logical 0
(false
) または 1
(true
) として指定します。値が 0
の場合は関連付けが除外されます。true
と false
の間で切り替えると、ダイアグラムが直ちに更新されます。関連付けの詳細については、ダイアグラムへの関連付けの追加を参照してください。
クラス ダイアグラム ビューアーに mixin クラスを表示するかどうかを決定します。数値または logical 0
(false
) または 1
(true
) として指定します。値が 0
の場合は、mixin とハンドル クラスが除外され、ダイアグラムがシンプルになります。値が 1
の場合は、スーパークラスの追加時に mixin を追加できますが、自動的に追加されるわけではありません。
クラス ダイアグラム ビューアーのクラス カードに名前空間名を表示するかどうかを決定します。数値または logical 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。値が 1
の場合は名前空間名が表示され、0
の場合は非表示になります。
クラス ダイアグラム ビューアー ウィンドウが現在表示されているかどうかを決定します。数値または logical 0
(false
) または 1
(true
) として指定します。値が 1
の場合はウィンドウが表示され、0
の場合は非表示になります。
属性:
Transient | true |
メソッド
addClass |
[クラス ブラウザー] とキャンバスにクラスを追加します。 入力引数
|
removeClass |
クラスをキャンバスから削除します。クラスは [クラス ブラウザー] からは削除されません。 入力引数
|
removeAllClasses |
すべてのクラスをキャンバスから削除します。クラスは [クラス ブラウザー] からは削除されません。 入力引数
|
importClassesFrom |
[クラス ブラウザー] とキャンバスにクラスを追加します。 入力引数
名前と値の引数
|
expandClass |
キャンバスでクラス カードのすべてのセクションを展開するか折りたたみます。 入力引数
|
expandAll |
キャンバスでクラス カードのすべてのセクションを展開するか折りたたみます。 入力引数
|
expandSection |
キャンバスでクラス カードの指定したセクションを展開するか折りたたみます。 入力引数
現在折りたたまれているクラス カードのセクションを 1 つ展開すると、そのカードのすべてのセクションが展開されます。 |
importCurrentProject |
現在のプロジェクトからクラスをインポートします。
|
export |
クラス ダイアグラムをイメージとしてエクスポートします。 入力引数
名前と値の引数
|
load |
MLDATX ファイルとして保存されたダイアグラムを読み込みます。読み込まれたダイアグラムが、現在クラス ダイアグラム ビューアー インスタンスにある内容の代わりに表示されます。 入力引数
|
save |
ダイアグラムを MLDATX ファイルとして保存します。 入力引数
|
getVisibleViewers |
静的メソッド
|
例
1 つのクラスがプリロードされたクラス ダイアグラム ビューアー インスタンスを作成します。このクラスは、[クラス ブラウザー] とキャンバスの両方に表示されます。
httpViewer = matlab.diagram.ClassViewer(Classes="matlab.net.http.RequestMessage")
addClass
メソッドを使用して、2 つのクラスをダイアグラムに追加します。matlab.net.http.Message
はその他 2 つのクラスのスーパークラスなので、クラス ダイアグラム ビューアーはこれらを自動的に接続します。
addClass(httpViewer,["matlab.net.http.Message",... "matlab.net.http.ResponseMessage"])
ResponseMessage
のクラス カードを展開します。
expandClass(httpViewer,"matlab.net.http.ResponseMessage",1)
ResponseMessage
のクラス カードの [プロパティ] セクションを折りたたみます。
expandSection(httpViewer,"matlab.net.http.ResponseMessage","Properties",0)
ダイアグラムを MLDATX ファイルとして保存します。
save(httpViewer,"filepath/httpMessages.mldatx")
バージョン履歴
R2021a で導入クラス ダイアグラム ビューアーにより、MATLAB® パッケージからクラスをインポートできるようになりました。importClassesFrom
メソッドを名前と値の引数 Packages
と共に使用します。パッケージの詳細については、Organize and Distribute Code Using MATLAB Package Managerを参照してください。
クラス ダイアグラム ビューアーで、クラス間の関連付けを識別して表示できるようになりました。ShowAssociations
プロパティを使用して、ダイアグラムでの関連付けのオンとオフを切り替えます。
MATLAB で、パッケージを名前空間と呼ぶようになりました。この変更を反映するために、いくつかのクラス メンバーの名前が変更されています。それらの動作は同じままです。
R2023b 以前のメンバー名 | R2024a 以降の新しい名前 |
---|---|
コンストラクター: 名前と値の引数 Packages | Namespaces |
コンストラクター: 名前と値の引数 IncludeSubpackages | IncludeInnerNamespaces |
プロパティ: ShowPackageNames | ShowNamespace |
メソッド: importClassesFrom の名前と値の引数 Packages | Namespaces |
メソッド: importClassesFrom の名前と値の引数 IncludeSubpackages | IncludeInnerNamespaces |
MATLAB Command
You clicked a link that corresponds to this MATLAB command:
Run the command by entering it in the MATLAB Command Window. Web browsers do not support MATLAB commands.
Web サイトの選択
Web サイトを選択すると、翻訳されたコンテンツにアクセスし、地域のイベントやサービスを確認できます。現在の位置情報に基づき、次のサイトの選択を推奨します:
また、以下のリストから Web サイトを選択することもできます。
最適なサイトパフォーマンスの取得方法
中国のサイト (中国語または英語) を選択することで、最適なサイトパフォーマンスが得られます。その他の国の MathWorks のサイトは、お客様の地域からのアクセスが最適化されていません。
南北アメリカ
- América Latina (Español)
- Canada (English)
- United States (English)
ヨーロッパ
- Belgium (English)
- Denmark (English)
- Deutschland (Deutsch)
- España (Español)
- Finland (English)
- France (Français)
- Ireland (English)
- Italia (Italiano)
- Luxembourg (English)
- Netherlands (English)
- Norway (English)
- Österreich (Deutsch)
- Portugal (English)
- Sweden (English)
- Switzerland
- United Kingdom (English)