keyHash

ディクショナリのキーのハッシュ コードを生成

R2022b 以降

構文

h = keyHash(A)

説明

h = keyHash(A) は、入力配列 A を表す uint64 スカラーを返します。

関数 keyHash は、入力のプロパティに基づいてハッシュ コードを生成します。カスタム クラスの場合、正しい等価性を確保するために keyHash のオーバーロードが必要になる可能性があります。ディクショナリでカスタム クラスを使用する方法の詳細については、ディクショナリとカスタム クラスを参照してください。

メモ

keyHash は乱数シードを使用します。結果は各 MATLAB セッションまたは各並列ワーカーで再現できません。

例

ハッシュ コードの作成

keyHash を使用して複数の配列のハッシュ コードを作成します。

h = keyHash([1 2 3 4])

h =

  uint64

   15176618535206774870

h = keyHash(["monocyle" "bicycle" "tricyle"])

h =

  uint64

   680190522706874070

入力引数

A — ディクショナリのキーの入力配列

配列

ディクショナリのキーの入力配列。配列として指定します。

出力引数

h — ハッシュ コード

uint64 スカラー

ハッシュ コード。uint64 スカラーとして指定します。

バージョン履歴

R2022b で導入

参考

dictionary | entries | keys | values | types | numEntries | isConfigured | isKey | keyMatch

トピック

• ディクショナリを使用したデータ マッピング
• ディクショナリとカスタム クラス