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geotickformat

地理的目盛りラベルの形式の設定またはクエリ

説明

目盛りの形式の設定

geotickformat(fmt) は、現在の地理座標軸またはマップ座標軸の緯度と経度の目盛りラベルの形式を設定します。現在の座標軸が地理座標軸でもマップ座標軸でもない場合、または現在の座標軸がない場合は、関数は指定した目盛りラベルの形式で新しい地理座標軸を作成します。

引数 fmt はかっこなしで指定できます。たとえば、geotickformat dd は、目盛りラベルの形式を 10 進数の度に設定します。

geotickformat(ax,fmt) は、ax で指定された地理座標軸またはマップ座標軸の目盛りラベルの形式を設定します。

目盛りの形式のクエリ

tickLabelFormat = geotickformat は、現在の地理座標軸またはマップ座標軸の目盛りラベルの形式を返します。

tickLabelFormat = geotickformat(ax) は、ax で指定された座標軸の目盛りラベルの形式を返します。

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ブラジルの 3 都市の位置および名前を指定します。

lat = [-23.55 -22.91 -15.79];
lon = [-46.63 -43.2 -47.8828];
n = [" Sao Paulo"," Rio de Janeiro"," Brasilia"];

bluegreen ベースマップに、塗りつぶされたマーカーを使用して位置および名前を表示します。

geoscatter(lat,lon,"filled")
text(lat,lon,n)
geobasemap bluegreen
geolimits([-25 -16],[-54 -38])

目盛りラベルの形式を 10 進数の度に変更します。-dd オプションは、マイナス符号 (–) を使用して南と西を表しています。

geotickformat -dd

Figure contains an axes object. The axes object contains 4 objects of type scatter, text.

入力引数

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目盛りラベルの形式。次の値のいずれかとして指定します。

形式説明
"dd"小数部を含む度とコンパス方位23°N
"dm"度、小数部を含む分とコンパス方位18°30'W
"dms" (既定)度、分、小数部を含む秒とコンパス方位110°06'18.5"E
"-dd"小数部を含む度。南と西を表す場合はマイナス符号 (–) を付ける-115.25°
"-dm"度、小数部を含む分。南と西を表す場合はマイナス符号 (–) を付ける-5°45.5'
"-dms"度、分、小数部を含む秒。南と西を表す場合はマイナス符号 (–) を付ける-3°21'05"

データ型: char | string

ターゲットの座標軸。GeographicAxes オブジェクト 1 または MapAxes (Mapping Toolbox™) オブジェクトとして指定します。

この引数を指定しなかった場合、関数 geotickformat は、現在の座標軸が geographic axes オブジェクトまたは map axes オブジェクトであれば、現在の座標軸の目盛り形式を設定します。

ヒント

  • 関数 geotickformat は、座標軸の TickLabelFormat プロパティに保存されている形式をクエリします。

  • 地理座標軸の場合、座標軸に関連付けられた GeographicRuler オブジェクトの TickLabelFormat プロパティを設定して、軸ごとに形式をオーバーライドすると、関数 geotickformat により返される値は、軸の形式または表示されるマップとは一致しません。軸ごとに TickLabelFormat プロパティを設定することは推奨されません。

バージョン履歴

R2019a で導入

参考

関数

プロパティ


1 Alignment of boundaries and region labels are a presentation of the feature provided by the data vendors and do not imply endorsement by MathWorks®.