fscanf
テキスト ファイルからのデータの読み取り
説明
A = fscanf( は、開いたテキスト ファイルからデータを列ベクトル fileID,formatSpec)A に読み取り、formatSpec で指定された形式に従ってファイルの値を解釈します。関数 fscanf は、ファイル全体を通じてその形式を再度適用し、ファイル ポインターをファイルの終端マーカーに配置します。関数 fscanf がデータを formatSpec に一致させられない場合、一致する部分のみを読み取り、処理を停止します。
テキスト ファイルはファイル識別子 fileID で示されます。fopen を使用してファイルを開き、文字エンコードを指定して fileID 値を取得します。読み取りが終わったら、fclose(fileID) を呼び出してファイルを閉じます。
A = fscanf( は、次元が fileID,formatSpec,sizeA)sizeA の配列 A にファイル データを読み取り、読み取られた最後の値の後にファイル ポインターを配置します。fscanf は A にデータを列順に入力します。sizeA は正の整数であるか、[m n] の形式でなければなりません。ここで m と n は正の整数です。
例
入力引数
出力引数
ヒント
関数
sscanfおよびfscanfの読み取りに対する書式指定子は、関数sprintfおよびfprintfの書き込み用の形式とは異なります。読み取り関数は精度フィールドをサポートしません。幅フィールドは、書き込み用には最小値を、読み取り用には最大値を指定します。
アルゴリズム
MATLAB は、ファイルに関連付けられたエンコード スキームを使用して文字を読み取ります。関数 fopen を使用してファイルを開く際に、エンコードを指定します。