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frewind

ファイルの位置ポインターを開いているファイルの先頭に移動

説明

frewind(fileID) は、ファイルの先頭にファイル位置指定子を設定します。

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次のファイルを開き、読み取り操作を実行してから、ファイル位置指定子をファイルの先頭に戻します。

fopen を使用してファイルを開いてから、fgetl を使用して最初の 2 行を読み取ります。

fid = fopen('badpoem.txt');
tline1 = fgetl(fid)  % read first line 
tline1 = 
'Oranges and lemons,'
tline2 = fgetl(fid)  % read second line
tline2 = 
'Pineapples and tea.'

前の 2 回の読み取り操作で、位置指定子が詩の 3 行目の先頭に移動しました。その結果、fgetl を使用した次の読み取り操作では 3 行目が返されます。

tline3 = fgetl(fid)
tline3 = 
'Orangutans and monkeys,'

ファイルの 1 行目を再度読み取るには、関数 frewind を使用して位置指定子をリセットしてから、読み取り操作を実行します。

frewind(fid)
fgetl(fid)
ans = 
'Oranges and lemons,'

ファイルを閉じます。

fclose(fid);

入力引数

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開いているファイルのファイル識別子。整数として指定します。frewind を使用する前に、fopen を使用してファイルを開き、その fileID を取得しなければなりません。

データ型: double

ヒント

ファイルがテープ デバイスにある場合に巻き戻し操作に失敗した場合、関数 frewind は、エラー メッセージを返しません。

代替方法

frewind(fileID) は以下と等価です。

fseek(fileID, 0, 'bof');

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

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