MATLAB ヘルプ センター
自然対数
Y = log(X)
Y = log(X) は、配列 X の各要素の自然対数 ln(x) を返します。
Y
X
関数 log の定義域には負の数と複素数が含まれており、意図せず使用すると予期しない結果になることがあります。負の数と複素数 z = u + i*w の場合、複素数の対数 log(z) は次を返します。
log
z = u + i*w
log(z)
log(abs(z)) + 1i*angle(z)
負の数および複素数の場合に、複素数の結果を返すのではなくエラー メッセージを返すようにするには、reallog を代わりに使用します。
reallog
例
すべて折りたたむ
-1 の自然対数が iπ であることを示します。
log(-1)
ans = 0.0000 + 3.1416i
入力配列。スカラー、ベクトル、行列、多次元配列、table または timetable として指定します。
データ型: single | double | table | timetable 複素数のサポート: あり
single
double
table
timetable
対数値。スカラー、ベクトル、行列、多次元配列、table、または timetable として返されます。
(-0, Inf) の区間内の X の正の実数値の場合は、Y の区間は (-Inf,Inf) になります。X の複素数と負の実数の場合は、Y は複素数になります。Y のデータ型は X のデータ型と同じです。
0
Inf
-Inf
すべて展開する
log 関数は tall 配列を完全にサポートしています。詳細については、tall 配列を参照してください。
使用上の注意および制限:
入力値 x が実数の場合に、出力を複素数にしようとすると、シミュレーションはエラーにより終了します。複素数の結果を得るには、complex(x) を渡して入力値を複素数にします。
x
complex(x)
backgroundPool
ThreadPool
この関数はスレッドベースの環境を完全にサポートしています。詳細については、スレッドベースの環境での MATLAB 関数の実行を参照してください。
log 関数は GPU 配列入力をサポートしますが、次の使用上の注意および制限があります。
GPU で実行される関数の出力が複素数になる可能性がある場合は、入力引数を明示的に複素数として指定しなければなりません。詳細については、GPU 上での複素数の処理 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
詳細については、GPU での MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
この関数は分散配列を完全にサポートしています。詳細については、分散配列を使用した MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
関数 log は、table または timetable 内のすべての変数に対して、それらの変数にアクセスするためのインデックス付けを行うことなく計算できます。すべての変数のデータ型で計算がサポートされている必要があります。詳細については、table および timetable での直接計算を参照してください。
log1p | log2 | log10 | exp | logm | reallog | loglog | semilogx | semilogy
log1p
log2
log10
exp
logm
loglog
semilogx
semilogy
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