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writeline

Bluetooth デバイスへの ASCII データ行の書き込み

R2020b 以降

説明

writeline(device,data) は、指定された Bluetooth® デバイスに ASCII テキスト data を書き込み、その後に終端文字を書き込みます。この関数は、データおよび終端文字が書き込まれるまで、MATLAB® の実行を一時停止します。

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近くの Bluetooth デバイスへの接続を作成します。この例では、HC-06 Bluetooth モジュールはループバック デバイスとして設定されます。

device = bluetooth("HC-06")
device = 
  bluetooth with properties:

                 Name: "HC-06"
              Address: "98D331FB3B77"
              Channel: 1
    NumBytesAvailable: 0
      NumBytesWritten: 0

  Show all properties

既定の ASCII 終端文字をチェックします。

device.Terminator
ans = 

    "LF"

終端文字を "CR" に設定し、ASCII データの文字列を書き込みます。関数 writeline は、終端文字をデータに自動的に追加します。

configureTerminator(device,"CR")
writeline(device,"hello")

終端文字が自動的に追加された別の ASCII データの文字列を書き込みます。

writeline(device,"world")

デバイスがループバック デバイスとして設定されているため、デバイスに書き込むデータは MATLAB に返されます。ASCII データ文字列を読み取ります。関数 readline は、終端文字に到達するまでデータを返します。

readline(device)
ans = 

    "hello"

ASCII データ文字列をもう一度読み取り、書き込んだ 2 つ目の文字列を返します。

readline(device)
ans = 

    "world"

Bluetooth 接続をクリアします。

clear device

入力引数

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Bluetooth デバイスの接続。bluetooth オブジェクトとして指定します。

例: data = writeline(device,data) は、ASCII データを Bluetooth 接続 device に書き込みます。

書き込む ASCII データ。テキストの文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: writeline(device,"helloworld") は、ASCII データ "helloworld" を書き込みます。

データ型: string

バージョン履歴

R2020b で導入