サーバー認証

MATLAB^® は、次の Web サービスインターフェイスに対しプログラムインターフェイスを提供します。

RESTful (Representational state transfer) — 関数 webread、webwrite、および websave をWeb サービスで使用して、RESTful Web サービスからコンテンツを読み取ります。
HTTP (Hypertext Transfer Protocol) — HTTP を使用した MATLAB からの Web サービスの呼び出しAPI を使用して、高度な HTTP メッセージングセマンティクスを実装します。

プロキシサーバーを使用するには、プロキシサーバー認証を参照してください。

Kerberos は、Linux^® および macOS プラットフォームではサポートされていません。

認証	プラットフォーム	`weboptions`	`weboptions` 引数	システム設定
基本	Windows^® Linux macOS	必須	`Username` および `Password`	N/A
ダイジェスト	Windows Linux macOS	必須	`Username` および `Password`	N/A
NTLM	Windows	オプション	`Username` または `Password` を指定しない	Windows ドメインにログイン
NTLM	Linux macOS	必須	`Username` および `Password`	N/A
Kerberos ネゴシエート (SPNEGO)	Windows	オプション	`Username` または `Password` を指定しない	Kerberos ドメインにログイン

Kerberos は、Linux および macOS プラットフォームではサポートされていません。

サーバー認証	プラットフォーム	matlab.net.http `HTTPOptions` オブジェクト	matlab.net.http `Credentials` プロパティ	システム設定
基本ダイジェスト	Windows Linux macOS	Credentials プロパティ	Username および Password	N/A
NTLM	Windows	Credentials プロパティ	`Username` と `Password` を無視	Windows ドメインにログイン
NTLM	Linux macOS	Credentials プロパティ	Username および Password	N/A
Kerberos ネゴシエート (SPNEGO)	Windows	Credentials プロパティ	`Username` と `Password` を無視	Kerberos ドメインにログイン

matlab.net.http.AuthenticationScheme クラスは OAuth 認証スキームをサポートしていません。ただし、OAuth で必要な特定のヘッダーフィールドを作成できます。例については、Accessing Twitter with HTTP Interface in MATLAB を参照してください。

MATLAB は Credentials オブジェクトを使用するベアラースキームをサポートしていません。ただし、ベアラートークンがある場合は、リクエストのヘッダーフィールドにトークンを追加できます。

たとえば、RESTful Web サービス関数で <user's_token> を使用するには、次のように入力します。

token = '<user's_token>';
opts = weboptions;
opts.HeaderFields = {'Authorization', ['Bearer ', token]};
resp = webread(url, opts);

HTTP Web サービス関数で <user's_token> を使用するには、次のように入力します。

token = '<user's_token>';
hf = HeaderField('Authorization', ['Bearer ', token]);
req = RequestMessage('GET', hf);
resp = req.send(uri);

参考