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プロットの色の指定

MATLAB® では、既定の色のセットを使用してプロットが作成されます。既定の色により、作成するさまざまなプロットで一貫したクリーンな外観が得られます。これらの色は必要に応じてカスタマイズできます。プロット関数の多くには、色をカスタマイズするための ccolorspec などの入力引数があります。一般に、それらの関数から返されるオブジェクトには色を制御するプロパティがあります。引数やプロパティの名前は異なる場合もありますが、通常、それらが受け入れる値には共通のパターンがあります。パターンを理解してしまえば、それを使用してさまざまなプロットを変更できます。

以下の例では、関数 bar および scatter を使用して、色をカスタマイズする全体的なアプローチを示します。特定のプロット関数に対する有効な色の値の完全なリストについては、その関数のドキュメントを参照してください。

色の値のタイプ

色の値には次のタイプがあります。

  • 色名または省略名'red''green' などの色の名前を指定します。省略名は 'r''g' などの色名の文字を指定します。

  • RGB 3 成分 — 各要素が色の赤、緑、青の成分の強度を示す 3 要素の行ベクトルを指定してカスタム色を作成します。強度値は [0,1] の範囲でなければなりません。たとえば、ピンクの色調は [1 0.5 0.8] として指定できます。

    RGB 3 成分は、色を制御する関数の引数では常にサポートされるとは限りませんが、色を制御するオブジェクトのプロパティでは通常はサポートされます。

  • 16 進数カラー コード ("R2019a 以降") — ハッシュ記号 (#) で始まり、3 桁または 6 桁の 0 から F までの範囲の 16 進数が続く文字ベクトルまたは string スカラーを指定して、カスタム色を作成します。これらの値では大文字小文字は区別されません。したがって、カラー コード '#FF8800''#ff8800''#F80'、および '#f80' は、いずれも同じオレンジの色調を指定します。

    16 進数カラー コードは、色を制御する関数の引数では一般にサポートされませんが、色を制御するオブジェクトのプロパティでは通常はサポートされます。

次の表に、有効なすべての色名と省略名を対応する RGB 3 成分および 16 進数カラー コードと共に示します。

色名省略名RGB 3 成分16 進数カラー コード外観
'red''r'[1 0 0]'#FF0000'

Sample of the color red

'green''g'[0 1 0]'#00FF00'

Sample of the color green

'blue''b'[0 0 1]'#0000FF'

Sample of the color blue

'cyan' 'c'[0 1 1]'#00FFFF'

Sample of the color cyan

'magenta''m'[1 0 1]'#FF00FF'

Sample of the color magenta

'yellow''y'[1 1 0]'#FFFF00'

Sample of the color yellow

'black''k'[0 0 0]'#000000'

Sample of the color black

'white''w'[1 1 1]'#FFFFFF'

Sample of the color white

MATLAB の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。これらの色には関連付けられた名前はありません。

RGB 3 成分16 進数カラー コード外観
[0 0.4470 0.7410]'#0072BD'

Sample of RGB triplet [0 0.4470 0.7410], which appears as dark blue

[0.8500 0.3250 0.0980]'#D95319'

Sample of RGB triplet [0.8500 0.3250 0.0980], which appears as dark orange

[0.9290 0.6940 0.1250]'#EDB120'

Sample of RGB triplet [0.9290 0.6940 0.1250], which appears as dark yellow

[0.4940 0.1840 0.5560]'#7E2F8E'

Sample of RGB triplet [0.4940 0.1840 0.5560], which appears as dark purple

[0.4660 0.6740 0.1880]'#77AC30'

Sample of RGB triplet [0.4660 0.6740 0.1880], which appears as medium green

[0.3010 0.7450 0.9330]'#4DBEEE'

Sample of RGB triplet [0.3010 0.7450 0.9330], which appears as light blue

[0.6350 0.0780 0.1840]'#A2142F'

Sample of RGB triplet [0.6350 0.0780 0.1840], which appears as dark red

棒グラフの色の指定

関数 bar を呼び出し、オプションの引数 color'red' と指定して、赤の棒グラフを作成します。bar オブジェクトを b として返すため、後でチャートの他の特性をカスタマイズできます。

b = bar(1:10,'red');

Figure contains an axes object. The axes object contains an object of type bar.

次に、FaceColor プロパティと EdgeColor プロパティを 16 進数カラー コードの '#80B3FF' に設定して、バーの塗りつぶしの色と外枠の色を薄い青に変更します。

R2019a より前の場合は、16 進数カラー コードではなく RGB 3 成分を指定します。たとえば、b.FaceColor = [0.5 0.7 1] のようになります。

b.FaceColor = '#80B3FF';
b.EdgeColor = '#80B3FF';

Figure contains an axes object. The axes object contains an object of type bar.

散布図のマーカーの色の指定

乱数の散布図を作成します。マーカーのサイズを 75 ポイントと指定し、名前と値の引数を使用してマーカーの外枠と塗りつぶしの色を指定します。MarkerEdgeColor プロパティは外枠の色を制御し、MarkerFaceColor は塗りつぶしの色を制御します。

x = rand(1,100);
y = rand(1,100);
scatter(x,y,75,'MarkerEdgeColor','b', ...
    'MarkerFaceColor',[0 0.7 0.7])

Figure contains an axes object. The axes object contains an object of type scatter.

参考

関数

プロパティ

関連するトピック