地理座標軸へのラベルと注釈の追加
地理座標軸は、直交座標軸や極座標軸に似た座標軸の一種です。そのため、地理座標軸では多くの MATLAB® グラフィックス関数を使用できます。この例では、タイトル、凡例、テキスト、およびデータ ヒントを追加して、マップに関する情報を伝える方法を示します。
既定では、ほとんどのプロット関数で座標軸プロパティの多くがリセットされます。この例では、座標軸のホールド状態を on に設定して、座標軸のプロットとカスタマイズを保持します。あるいは、プロット後に座標軸をカスタマイズすることもできます。
Map の作成
以下の 2 つのファイルをワークスペースに読み込みます。
米国の隣接する州のアウトラインを示す座標を含む MAT ファイル。
ニュー イングランドの郡のデータを含む table。
load("usastates.mat") statelat = [usastates.Lat]; statelon = [usastates.Lon]; counties = readtable("counties.xlsx");
geoplot および geoscatter 関数を使用してデータをプロットします。これらの関数は地理座標軸を使用してデータを表示します。
geoplot関数を使用して、アウトラインからライン プロットを作成します。geoscatter関数を使用して、郡のデータから散布図を作成します。sでScatterオブジェクトを返して、データ ヒントを追加する準備をします。
figure geoplot(statelat,statelon) hold on s = geoscatter(counties,"Latitude","Longitude","filled");
ベースマップおよび地理的範囲を変更します。
geobasemap grayland
geolimits([40.36 47.63],[-77.15 -61.1])
タイトルの追加
title関数を使用してタイトルを追加します。
title("New England")
凡例の追加
説明付きの凡例を追加します。凡例ラベルを関数 legend への入力として指定します。座標軸への凡例の追加の詳細については、グラフへの凡例の追加を参照してください。
legend(["State Outlines","Counties"])

フォント サイズの変更
fontsize関数を使用してフォント サイズを変更します。fontsize 関数は、タイトル、目盛りラベル、およびスケール バーで使用されているフォントのサイズに加え、座標軸に関連付けられている凡例やカラー バーで使用されるフォントのサイズにも影響します。
fontsize(12,"points")
タイトルのみのフォント サイズを変更するには、現在の地理座標軸オブジェクトのタイトルにアクセスします。次に、fontsize 関数への入力としてタイトルを指定します。
gx = gca;
t = gx.Title;
fontsize(t,16,"points")
テキストの追加
テキストをマップに追加します。緯度と経度の座標を使用してテキストの位置を指定します。座標軸へのテキストの追加の詳細については、チャートへのテキストの追加を参照してください。
text(43,-69,"Atlantic Ocean")
データ ヒントの追加
データ ヒントを追加して郡の座標を表示します。datatip関数への入力として散布図および緯度と経度の座標を指定します。
dt = datatip(s,42.64,-70.87,Location="southeast");データ ヒント テンプレートに新しい行を追加して、データ ヒントに郡名を表示します。データ ヒントのカスタマイズの詳細については、カスタム データ ヒントの作成を参照してください。
dtRow = dataTipTextRow("County",counties.CountyName);
s.DataTipTemplate.DataTipRows(end+1) = dtRow;