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surfaceMeshShow

表面メッシュを表示する

R2022b 以降

    説明

    surfaceMeshShow(surfaceMeshObj) は、surfaceMesh オブジェクト surfaceMeshObj で指定された表面メッシュを表示します。

    surfaceMeshShow(triangulationObj) は、triangulation オブジェクトで指定された表面メッシュを表示します。

    surfaceMeshShow(vertices,faces) は、入力の頂点と面で定義された表面メッシュを表示します。

    surfaceMeshShow(___,Name=Value) は、前述の構文の入力引数の任意の組み合わせに加え、1 つ以上の名前と値の引数を使用してオプションを指定します。たとえば、Title="Cuboid" は表面メッシュとタイトル "Cuboid" を表示します。

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    表面メッシュのメッシュ頂点とメッシュ面を定義します。

    vertices = [0 0 0; 0 0 1; 0 1 1; 0 0 2; 1 0.5 1];
    faces = [1 2 3; 2 3 4; 2 3 5];

    頂点と面を使用して、surfaceMesh オブジェクトを作成します。

    mesh = surfaceMesh(vertices,faces);

    表面メッシュを表示します。

    surfaceMeshShow(mesh,Title="Surface Mesh",ColorMap="hot",BackgroundColor="blue")

    Viewer3D オブジェクトを作成して、表面メッシュを表示します。

    viewer = viewer3d;
    viewer.CameraPosition = [-2 2 0];
    viewer.CameraZoom = 0.5;
    surfaceMeshShow(mesh,Parent=viewer,Title="Surface Mesh With Viewer")

    3 次元の三角形分割を表す triangulation オブジェクトを作成します。

    [x,y] = meshgrid(1:15,1:15);
    tri = delaunay(x,y);
    z = peaks(15);
    triangulationObject = triangulation(tri,x(:),y(:),z(:));

    三角形分割で定義された表面メッシュを表示します。

    surfaceMeshShow(triangulationObject,ColorMap="summer",Title="Triangulation Obj Mesh")

    入力引数

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    表面メッシュ データ。surfaceMesh オブジェクトとして指定します。

    表面メッシュの三角形分割。triangulation オブジェクトとして指定します。

    メッシュ頂点。M 行 3 列の行列として指定します。行列の各行は、[x y z] の形式で、頂点の座標を指定します。各頂点には、行列の行番号と等しい頂点 ID があります。M は頂点の合計数です。

    メッシュの三角面。N 行 3 列の行列として指定します。行列の各行は、[V1 V2 V3] の形式で、三角面を定義する頂点の頂点 ID を指定します。N は面の数です。

    名前と値の引数

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    オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

    例: surfaceMeshShow(mesh,Title="Cuboid") は表面メッシュとタイトル "Cuboid" を表示します。

    表面メッシュのカラーマップ。次のオプションのいずれかとして指定します。

    • parula

    • turbo

    • hsv

    • hot

    • cool

    • spring

    • summer

    • autumn

    • winter

    • gray

    • bone

    • copper

    • pink

    • jet

    • lines

    • colorcube

    • prism

    • flag

    • white

    詳細については、colormap を参照してください。

    表面メッシュの背景色。次のオプションのいずれかとして指定します。

    • RGB 3 成分 — 色の赤、緑、青の各成分の強度値を指定する 3 要素の行ベクトルです。強度値は [0,1] の範囲でなければなりません。たとえば [0.4 0.6 0.7] です。

    • 16 進数カラー コード — ハッシュ記号 (#) で始まり、3 桁または 6 桁の 16 進数 (数字は 0 から F まで) が続く文字ベクトルまたは string スカラーです。これらの値では大文字小文字は区別されません。したがって、カラー コード '#FF8800''#ff8800''#F80'、および '#f80' は等価です。

    • 色名または省略名'red''green' などの色名を指定します。省略名は、'r''g' など、色名の 1 文字を指定します。

    RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードは、カスタム カラーの指定に便利です。

    次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。

    色名省略名RGB 3 成分16 進数カラー コード
    "red""r"[1 0 0]"#FF0000"
    "green""g"[0 1 0]"#00FF00"
    "blue""b"[0 0 1]"#0000FF"
    "cyan" "c"[0 1 1]"#00FFFF"
    "magenta""m"[1 0 1]"#FF00FF"
    "yellow""y"[1 1 0]"#FFFF00"
    "black""k"[0 0 0]"#000000"
    "white""w"[1 1 1]"#FFFFFF"

    表面メッシュの透明度。範囲 [0, 1] の正のスカラーとして指定します。値 1 は完全に不透明で、値 0 は完全に透明です。それらの間の値は半透明です。

    データ型: single | double

    メッシュ表面をワイヤーフレームとして表示するかどうか。logical true または false として指定します。true に設定すると、関数はメッシュ表面をワイヤーフレームとして表示します。それ以外の場合、表面は塗りつぶされます。

    データ型: logical

    メッシュ頂点のみを表示するかどうか。logical true または false として指定します。true に設定すると、関数はメッシュ頂点のみを表示します。

    データ型: logical

    表面メッシュ表示のタイトル。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。この値は既定で空です。

    データ型: char | string

    surfaceMesh オブジェクトの親。Viewer3D オブジェクトとして指定します。Viewer3D オブジェクトは、viewer3d 関数を使用して作成できます。親を指定せずに surfaceMeshShow を呼び出すと、関数は新しい Viewer3D オブジェクトを作成し、そのオブジェクトを親として設定します。surfaceMesh オブジェクトの親を再設定することはできません。

    バージョン履歴

    R2022b で導入

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