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spaceToDepthLayer

空間から深さへの変換層

R2020b 以降

説明

空間から深さへの変換層は、入力の空間ブロックを深さの次元に置換します。特徴データを破棄することなく、異なるサイズの特徴マップを組み合わせる必要がある場合は、この層を使用します。

サイズが [H W C] である入力特徴マップとサイズが [height width] であるブロックが与えられた場合、出力特徴マップのサイズは [floor(H/height) floor(W/width) C*height*width] となります。

このオブジェクトには Deep Learning Toolbox™ が必要です。

作成

説明

layer = spaceToDepthLayer(blockSize) は、入力の活性化を並べ替えるブロック サイズを指定して、空間から深さへの変換層を作成します。blockSize の入力は BlockSize プロパティを設定します。

layer = spaceToDepthLayer(blockSize,'Name',Name) は、空間から深さへの変換層を作成し、オプションの Name プロパティを設定します。

プロパティ

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入力の活性化を並べ替えるブロック サイズ。2 つの正の整数のベクトル [h w] として指定します。ここで、h は高さ、w は幅です。層を作成する場合、BlockSize をスカラーとして指定して、両方の次元に同じ値を使用できます。

例: [2 1] は、高さが 2、幅が 1 のブロックを指定します。

層の名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。Layer 配列入力の場合、関数 trainnet (Deep Learning Toolbox)trainNetwork (Deep Learning Toolbox)assembleNetwork (Deep Learning Toolbox)layerGraph (Deep Learning Toolbox)、および dlnetwork (Deep Learning Toolbox) は、名前が "" の層に自動的に名前を割り当てます。

SpaceToDepthLayer オブジェクトは、このプロパティを文字ベクトルとして格納します。

データ型: char | string

この プロパティ は読み取り専用です。

層への入力の数。1 として返されます。この層は単一の入力のみを受け入れます。

データ型: double

この プロパティ は読み取り専用です。

入力名。{'in'} として返されます。この層は単一の入力のみを受け入れます。

データ型: cell

この プロパティ は読み取り専用です。

層からの出力の数。1 として返されます。この層には単一の出力のみがあります。

データ型: double

この プロパティ は読み取り専用です。

出力名。{'out'} として返されます。この層には単一の出力のみがあります。

データ型: cell

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入力の活性化を並べ替えるブロック サイズを指定します。

blockSize = [2 2];

'spacetodepth' という名前で、空間から深さへの変換層を作成します。

layer = spaceToDepthLayer(blockSize,'Name','spacetodepth')
layer = 
  SpaceToDepthLayer with properties:

         Name: 'spacetodepth'
    BlockSize: [2 2]

   Learnable Parameters
    No properties.

   State Parameters
    No properties.

Use properties method to see a list of all properties.

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

GPU 配列
Parallel Computing Toolbox™ を使用してグラフィックス処理装置 (GPU) 上で実行することにより、コードを高速化します。

バージョン履歴

R2020b で導入

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参考

(Computer Vision Toolbox) | (Computer Vision Toolbox) | | |

トピック