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depthToSpace2dLayer

深さから空間への変換層

R2021a 以降

説明

深さから空間への 2 次元の変換層は、深さの次元のデータを 2 次元の空間データのブロックに置換します。

サイズが [H W C*height*width] である入力特徴マップ、およびサイズが [height width] であるブロックが与えられた場合、出力特徴マップのサイズは [H*height W*width C] となります。

このオブジェクトには Deep Learning Toolbox™ が必要です。

作成

説明

layer = depthToSpace2dLayer(blockSize) は、入力の活性化を並べ替えるブロック サイズを指定して、深さから空間への 2 次元の変換層を作成します。blockSize の入力は BlockSize プロパティを設定します。

layer = depthToSpace2dLayer(blockSize,Name,Value) は、名前と値のペアを使用して、Mode プロパティおよび Name プロパティを設定します。複数の名前と値のペアを指定できます。各プロパティ名を引用符で囲みます。

例: depthToSpace2dLayer(blockSize,"Mode","CRD") は、列、行、深さの順にデータを並べるように指定して、深さから空間への 2 次元の変換層を作成します。

プロパティ

すべて展開する

入力の活性化を並べ替えるブロック サイズ。2 つの正の整数のベクトル [h w] として指定します。ここで、h は高さ、w は幅です。層を作成する場合、BlockSize をスカラーとして指定して、両方の次元に同じ値を使用できます。

例: [2 1] は、高さが 2、幅が 1 のブロックを指定します。

入力データの次元を並べ替える順序。"dcr" または "crd" として指定します。"dcr" を指定した場合、層は、深さ、列、行の順にデータを並べ替えます。"crd" を指定した場合、層は、列、行、深さの順にデータを並べ替えます。

データ型: char | string

層の名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。Layer 配列入力の場合、関数 trainnet (Deep Learning Toolbox) および関数 dlnetwork (Deep Learning Toolbox) は、名前が "" の層に自動的に名前を割り当てます。

DepthToSpace2DLayer オブジェクトは、このプロパティを文字ベクトルとして格納します。

データ型: char | string

この プロパティ は読み取り専用です。

層への入力の数。1 として返されます。この層は単一の入力のみを受け入れます。

データ型: double

この プロパティ は読み取り専用です。

入力名。{'in'} として返されます。この層は単一の入力のみを受け入れます。

データ型: cell

この プロパティ は読み取り専用です。

層からの出力の数。1 として返されます。この層には単一の出力のみがあります。

データ型: double

この プロパティ は読み取り専用です。

出力名。{'out'} として返されます。この層には単一の出力のみがあります。

データ型: cell

すべて折りたたむ

入力の活性化を並べ替えるブロック サイズを指定します。

blockSize = [2 2];

列、行、深さの順にデータを並べるように指定して、深さから空間への 2 次元の変換層を作成します。

layer = depthToSpace2dLayer(blockSize,"Mode","crd","Name","depthToSpaceLayer")
layer = 
  DepthToSpace2DLayer with properties:

         Name: 'depthToSpaceLayer'
    BlockSize: [2 2]
         Mode: "crd"

   Learnable Parameters
    No properties.

   State Parameters
    No properties.

Use properties method to see a list of all properties.

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

GPU 配列
Parallel Computing Toolbox™ を使用してグラフィックス処理装置 (GPU) 上で実行することにより、コードを高速化します。

バージョン履歴

R2021a で導入

参考

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トピック