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imextendedmax

説明

BW = imextendedmax(I,H) は、I の拡張 maxima 変換を返します。これは、H-maxima 変換の局所的な最大値です。局所的な最大値は、同じ強度値をもつ連結要素のピクセルで、その外側の境界のピクセル値はすべてこの強度値より小さい値です。

BW = imextendedmax(I,H,conn) は拡張 maxima 変換を計算します。ここで、conn はピクセルの連結性を指定します。

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イメージをワークスペースに読み取ります。

I = imread('glass.png');

拡張 maxima 変換を計算します。

BW = imextendedmax(I,80);

元のイメージと変換されたイメージを並べて表示します。

imshowpair(I,BW,'montage')

入力引数

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入力イメージは、任意の次元の数値配列として指定します。

例: I = imread('glass.png');

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

H-maxima 変換。非負のスカラーとして指定します。

例: BW = imextendedmax(I,80);

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

ピクセルの連結性。次の表のいずれかの値を指定します。既定の連結性は 2 次元イメージでは 8、3 次元イメージでは 26 です。

意味

2 次元連結性

4

ピクセルのエッジの部分が接触している場合、ピクセルは連結されます。ピクセルの近傍は水平方向または垂直方向に隣接するピクセルです。

3-by-3 pixel neighborhood with four pixels connected to the center pixel

現在のピクセルを灰色で示します。

8

ピクセルのエッジまたはコーナーが接触している場合、ピクセルは連結されます。ピクセルの近傍は水平方向、垂直方向または対角方向に隣接するピクセルです。

3-by-3 pixel neighborhood with 8 pixels connected to the center pixel

現在のピクセルを灰色で示します。

3 次元連結性

6

面が接触している場合、ピクセルは連結されます。ピクセルの近傍は次のように隣接するピクセルです。

  • 次のいずれかの方向: 奥、手前、左、右、上および下

3-by-3-by-3 pixel neighborhood with 6 pixels connected to the faces of the center pixel

現在のピクセルを灰色で示します。

18

面またはエッジが接触している場合、ピクセルは連結されます。ピクセルの近傍は次のように隣接するピクセルです。

  • 次のいずれかの方向: 奥、手前、左、右、上および下

  • 右下または上の奥など、2 つの方向の組み合わせ

3-by-3-by-3 pixel neighborhood with 6 pixels connected to the faces and 12 pixels connected to the edges of the center pixel

現在のピクセルは立方体の中心です。

26

面、エッジまたはコーナーが接触している場合、ピクセルは連結されます。ピクセルの近傍は次のように隣接するピクセルです。

  • 次のいずれかの方向: 奥、手前、左、右、上および下

  • 右下または上の奥など、2 つの方向の組み合わせ

  • 右上の奥または左下の奥など、3 つの方向の組み合わせ

3-by-3-by-3 pixel neighborhood with 6 pixels connected to the faces, 12 pixels connected to the edges, and 8 pixels connected to the corners of the center pixel

現在のピクセルは立方体の中心です。

高次元の場合、imextendedmax は既定値 conndef(ndims(I),'maximal') を使用します。

連結性は、01 から成る 3 × 3 × ... × 3 行列を指定し、任意の次元に対してより一般的に定義することもできます。1 の値を持つ要素は、conn の中心要素に対する近傍の位置を定義します。conn は、その中心要素に関して対称でなければなりません。詳細については、カスタム連結性の定義を参照してください。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

出力引数

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変換されたイメージ。I と同じサイズの logical 配列として返されます。

参照

[1] Soille, P. Morphological Image Analysis: Principles and Applications. Springer-Verlag, 1999, pp. 170-171.

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入