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マンチェスター受信機のバッチモードコシミュレーション

この例では次を使用します。

この例では、MATLAB® を使用してバッチモードで HDL シミュレータを起動し、HDL Verifier™ HDL コシミュレーションブロックを使用して Simulink® とのコシミュレーションを実行する方法を示します。

1. モデルシム/クエスタシム

上の図に表示されているコマンドは、次の手順を示しています。

HDL Verifier vsim コマンドを呼び出すと、'runmode' プロパティが 'Batch' に設定され、HDL シミュレータがバッチモードで起動されます。vsim を発行すると HDL シミュレータも起動し、追加のコマンド (manchestercmds.m で指定) によって HDL デザインがコンパイルされ、HDL Verifier HDL コシミュレーションライブラリがロードされます。

vsim('tclstart', manchestercmds, 'runmode', 'Batch');

Linux® マシンで実行している場合、HDL シミュレータプロセスはバックグラウンドで開始されます。Windows® では、HDL シミュレータ用の新しいコマンドウィンドウが開きます。MATLAB と Simulink は、コシミュレーションの開始を待機します。

HDL Verifier pingHdlSim コマンドは、HDL シミュレータサーバーがコシミュレーションの準備ができているかどうかを検出します。pingHdlSim のタイムアウト引数は、HDL シミュレータが起動するまで 100 秒間待機することを指定します。HDL シミュレータがその時間内に起動しない場合は、エラーが報告されます。

pingHdlSim(100);

Simulink は、MATLAB が (pingHdlSim を通じて) HDL シミュレータサーバーの準備が完了したことを検出すると、コシミュレーションを開始します。

sim('manchester_batch',[0 50000]);

2. エクセリウム

上の図に表示されているコマンドは、次の手順を示しています。

HDL Verifier nclaunch コマンドを呼び出すと、'runmode' プロパティが 'Batch' に設定され、HDL シミュレータがバッチモードで起動されます。nclaunch を発行すると、HDL 設計もコンパイルおよび詳細化され、HDL Verifier HDL 協調シミュレーションライブラリがロードされます。

nclaunch( ...
       'rundir', 'TEMPDIR', ...
       'tclstart', { ...
         ['exec xmvlog -64bit -linedebug ' vlogFiles{:}], ...
          'exec xmelab -64bit -access +rwc manchester', ...
          'hdlsimulink manchester' }, ...
          'runmode', 'Batch');

HDL シミュレータプロセスはバックグラウンドで開始されます。MATLAB と Simulink は、コシミュレーションの開始を待機します。

HDL Verifier pingHdlSim コマンドは、HDL シミュレータサーバーがコシミュレーションの準備ができているかどうかを検出します。pingHdlSim のタイムアウト引数は、HDL シミュレータが起動するまで 100 秒間待機することを指定します。HDL シミュレータがその時間内に起動しない場合は、エラーが報告されます。

pingHdlSim(100);

Simulink は、MATLAB が (pingHdlSim を通じて) HDL シミュレータサーバーの準備が完了したことを検出すると、コシミュレーションを開始します。

sim('manchester_batch_incisive',[0 50000]);

協調シミュレーションが完了すると、HDL シミュレータは自動的に終了します。