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filProgramFPGA

プログラミングファイルをFPGAにロード

構文

filProgramFPGA(fpgaTool,programFile,chainPosition)

説明

filProgramFPGA(fpgaTool,programFile,chainPosition) は、 fpgaToolで指定されたツールチェーンを使用してビット ファイルを FPGA にロードします。

例

プログラミング ファイルをザイリンクス FPGA にロード

Xilinx^® FPGA をプログラムします。

まず、 Xilinx関数を使用して、TG MATLAB^®からhdlsetuptoolpathツールにアクセスするためのシステム環境を設定します。

hdlsetuptoolpath('ToolName','Xilinx Vivado',...
                 'ToolPath','C:\Vivado\2021.1\Win\bin\vivado')

次に、JTAG チェーン位置 1 でプログラミング ファイル/dir/mybitstream.bitを使用して FPGA をプログラムします。

filProgramFPGA('Xilinx Vivado','/dir/mybitstream.bit',1);

プログラミング ファイルをインテル FPGA にロード

Intel^® FPGA をプログラムします。

まず、 Intel関数を使用して、TG MATLABからhdlsetuptoolpathツールにアクセスするためのシステム環境を設定します。

hdlsetuptoolpath('ToolName','Altera Quartus II',...
                 'ToolPath','C:\altera\20.1\quartus\bin\quartus.exe');

次に、JTAG チェーン位置 1 でプログラミング ファイル/dir/mybitstream.bitを使用して FPGA をプログラムします。

filProgramFPGA('Intel','/dir/mybitstream.bit',1);

入力引数

fpgaTool — FPGA およびツールチェーン ベンダー

'Xilinx ISE' | 'Xilinx Vivado' | 'Intel' | 'Microchip'

FPGA ツールチェーン ベンダー。 'Intel'、 'Xilinx ISE'、 'Xilinx Vivado'、または'Microchip'として指定します。

データ型: char | string

programFile — プログラミングファイルの名前

文字ベクトル | string スカラー

FPGA にロードするプログラミング ファイルの名前。文字ベクトルまたは文字列スカラーとして指定します。

例: 'arty.runs\impl_1\design_1.bit'

データ型: char | string

chainPosition — JTAG チェーンの位置

非負の整数

JTAG チェーンの位置。非負の整数として指定します。

• fpgaTool を'Xilinx ISE'または'Xilinx Vivado'として指定する場合、 chainPositionは必須の入力です。

• fpgaToolを'Intel'として指定する場合、 chainPositionの指定はオプションです。この場合、 chainPositionを指定しない場合、関数は1の値を想定します。

• fpgaToolを'Microchip'として指定すると、関数はchainPositionを無視します。

バージョン履歴

R2011a で導入

参考

hdlsetuptoolpath (HDL Coder)

トピック

• FIL ウィザードによるシステム オブジェクトの生成
• JTAG ベースの AXI Manager を使用した FPGA メモリへのアクセス