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setTriggerComparisonOperator

トリガー条件内の個々の信号値を比較する演算子を構成する

R2024a 以降

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構文

setTriggerComparisonOperator(hub,signalName,operator)
setTriggerComparisonOperator(hub,signalName,operator,Name=Value)

説明

setTriggerComparisonOperator(hub,signalName,operator) は、最初のデータ キャプチャ IP のトリガー ステージ 1 のトリガー条件内の個々の信号値を比較する比較 operator を構成します。hub はカスタマイズされたデータ キャプチャ ハブ オブジェクトであり、signalName はトリガー コンポーネント信号の名前です。

例

setTriggerComparisonOperator(hub,signalName,operator,Name=Value) は、1 つ以上の名前と値の引数を使用してオプションを指定します。たとえば、TriggerStageIndex=2 はトリガー ステージを 2 に設定します。

例

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この例では、2 つのデータ キャプチャ IP に接続するカスタマイズされたデータ キャプチャ ハブ オブジェクト DC を使用します。最初のデータ キャプチャ IP は datacapture1 で、2 番目のデータ キャプチャ IP は datacapture2 です。各 IP は、トリガーとデータ キャプチャの両方に対して 2 つの信号を定義します。信号 A は 1 ビットで、信号 B は 8 ビットです。トリガーステージの最大数は 2 に設定されています。

両方の IP のトリガー ステージ数を 2 に設定します。

setNumberofTriggerStages(hub,2,DataCaptureName="datacapture1");
setNumberofTriggerStages(hub,2,DataCaptureName="datacapture2");

FPGA が信号 A で高い値を検出し、同時に信号 B が 7 より大きい場合にデータをキャプチャするトリガー条件を設定します。datacapture1 IP のトリガー ステージ 1 でこの条件を設定します。

setTriggerCondition(hub,'A',true,'High');
setTriggerCondition(hub,'B',true,7);
setTriggerComparisonOperator(hub,'B','>');

FPGA が信号 A で高い値を検出し、同時に信号 B が 7 より大きい場合にデータをキャプチャするトリガー条件を設定します。datacapture1 IP のトリガー ステージ 2 でこの条件を設定します。

setTriggerCondition(hub,'A',true,'High',TriggerStageIndex=2);
setTriggerCondition(hub,'B',true,7,TriggerStageIndex=2);
setTriggerComparisonOperator(hub,'B','>',TriggerStageIndex=2);

FPGA が信号 A で高い値を検出し、同時に信号 B が 7 より大きい場合にデータをキャプチャするトリガー条件を設定します。datacapture2 IP のトリガー ステージ 2 でこの条件を設定します。

setTriggerCondition(hub,'A',true,'High', ...
TriggerStageIndex=2,DataCaptureName="datacapture2");
setTriggerCondition(hub,'B',true,7, ...
TriggerStageIndex=2,DataCaptureName="datacapture2");
setTriggerComparisonOperator(hub,'B','>', ...
TriggerStageIndex=2,DataCaptureName="datacapture2");

入力引数

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各データ キャプチャ IP と対話するデータ キャプチャ ハブ オブジェクト。dataCaptureHub オブジェクトとして指定されます。

トリガー コンポーネント信号の名前。文字ベクトルとして指定されます。この名前は、FPGA Data Capture Component Generator ツールを使用してデータ キャプチャ IP を作成するときに構成された信号名のいずれかと一致する必要があります。信号は可能なトリガー信号として設定する必要があります。

トリガー条件内で信号を比較する演算子。次のいずれかの演算子として指定します: == (デフォルト)、!=、<、>、<=、または >=。

トリガー条件は、1 つ以上の信号の値の比較で構成されます。マルチビット信号の場合は、== (デフォルト)、!=、<、>、<=、または >= のいずれかの演算子を指定します。X または x (無視される値) を含むトリガー条件の場合は、== または != 演算子のいずれかを指定します。論理信号の場合は、== または != のいずれかの演算子を指定します。トリガー条件の詳細については、トリガー を参照してください。

名前と値の引数

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引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。Name は引数名、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に表示されなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前は、名前と値をそれぞれコンマを使って区切り、Name を引用符で囲みます。

例: setTriggerComparisonOperator(hub,'A','>',DataCaptureName="datacapture1");

トリガー ステージ。1 から M までの整数として指定されます。M は、FPGA Data Capture Component Generator ツールの 最大トリガー ステージ パラメータによって設定されます。

データ キャプチャ IP の名前。文字ベクトルまたは文字列スカラーとして指定されます。この引数のデフォルト値は "generatedIPName1" です。ここで、generatedIPName1 は FPGA Data Capture Component Generator ツールの 生成された IP 名 パラメータによって設定された最初のデータ キャプチャ IP の名前です。

バージョン履歴

R2024a で導入

参考

オブジェクト

ツール