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Multiply-Add ブロック共有の最小ビット幅

リソース共有の最適化によって Multiply-Add を共有するのに必要な最小ビット幅を指定する

R2021a 以降

モデル コンフィギュレーション ペイン: 最適化 / リソース共有

説明

このパラメーターを使用して、リソース共有の最適化によって Multiply-Add を共有するのに必要な最小ビット幅を指定します。

依存関係

設計内で Multiply-Add ブロックを共有するには、次を行います。

  • [リソース共有] タブで、[Multiply-Add ブロック] チェック ボックスが選択されていることを確認する。

  • DUT サブシステムの [HDL ブロック プロパティ] で [SharingFactor] を指定する。

設定

0 (既定の設定)
0, 1

共有 Multiply-Add ブロックの最小ビット幅なし。

N。N は 1 より大きい整数。

リソース共有および Multiply-Add ブロックの共有が有効になっている場合は、N 以上のビット幅をもつ Multiply-Add ブロックを共有します。

ヒント

このプロパティを設定するには、関数 hdlset_param または makehdl を使用します。プロパティの値を表示するには、関数 hdlget_param を使用します。

たとえば、次のいずれかの方法を使用して sfir_fixed モデル内の symmetric_fir サブシステムの HDL コードを生成する際に MultiplierAddSharingMinimumBitwidth 設定を使用できます。

  • プロパティを引数として関数 makehdl に渡す。

    makehdl('sfir_fixed/symmetric_fir', ... 
            'MultiplierAddSharingMinimumBitwidth',16)
  • hdlset_param を使用すると、モデルにパラメーターを設定してから、makehdl を使用して HDL コードを生成できる。

    hdlset_param('sfir_fixed',MultiplierAddSharingMinimumBitwidth',16)
    makehdl('sfir_fixed/symmetric_fir')

推奨設定

推奨なし。

プログラムでの使用

パラメーター: MultiplierAddSharingMinimumBitwidth
タイプ: 整数
値: 0 以上の整数
既定の設定: 0

バージョン履歴

R2021a で導入