Multiply-Add ブロック
リソース共有の最適化によって Multiply-Add ブロックを共有する
R2021a 以降
モデル コンフィギュレーション ペイン: 最適化 / リソース共有
説明
リソース共有の最適化によって Multiply-Add ブロックを共有します。
依存関係
設計に含まれる Multiply-Add ブロックを共有するには、DUT サブシステムの [HDL ブロック プロパティ] で、[SharingFactor] を指定します。
[Multiply-Add ブロック共有の最小ビット幅] を指定すると、コード ジェネレーターは、最小ビット幅以上のビット幅を持つ Multiply-Add ブロックを共有します。Multiply-Add ブロックを共有する既定の最小ビット幅はゼロです。
設定
On (既定の設定) | OffOnリソース共有が有効になっている場合は、[Multiply-Add ブロック共有の最小ビット幅] 以上のビット幅をもつ Multiply-Add ブロックを共有します。
OffMultiply-Add ブロックを共有しません。
ヒント
このプロパティを設定するには、関数 hdlset_param または makehdl を使用します。プロパティの値を表示するには、関数 hdlget_param を使用します。
たとえば、次のいずれかの方法を使用して sfir_fixed モデル内の symmetric_fir サブシステムの HDL コードを生成する際に ShareMultiplyAdds 設定を使用できます。
プロパティを引数として関数
makehdlに渡す。makehdl('sfir_fixed/symmetric_fir', ... 'ShareMultiplyAdds','on')
hdlset_paramを使用すると、モデルにパラメーターを設定してから、makehdlを使用して HDL コードを生成できる。hdlset_param('sfir_fixed','ShareMultiplyAdds','on') makehdl('sfir_fixed/symmetric_fir')
推奨設定
推奨なし。
プログラムでの使用
パラメーター: ShareMultiplyAdds |
| 型: 文字ベクトル |
値: 'on' | 'off' |
既定の設定: 'on' |
バージョン履歴
R2021a で導入