HDL の言語サポートおよびサポートされるサードパーティ製ツールとハードウェア
VHDL、Verilog および SystemC の言語サポート
生成される HDL コードは、次の標準に準拠しています。
VHDL-1993 (IEEE® 1076-1993)
Verilog-2001 (IEEE 1364-2001)
SystemC 2.3 (IEEE 1666-2011)
サードパーティ製の合成ツールとバージョンのサポート
HDL ワークフロー アドバイザーは次のサードパーティ製 FPGA 合成ツールを使用してテストされています。
Intel® Quartus® Prime Standard 21.1
Intel Quartus Pro 21.3
Xilinx® Vivado® Design Suite 2022.1
Microchip Libero® SoC 2022.1
Xilinx ISE 14.7
Cadence® Stratus HLS 21.2
HDL ワークフロー アドバイザーでテスト済みの合成ツールを使用してワークフローを開始する場合、アドバイザーはそのツールでサポートされているデバイスのリストを生成します。HDL ワークフロー アドバイザーでテストされていないサードパーティ製の合成ツールを使用した場合、アドバイザーによってデバイス リストの更新は行われず、そのツールで使用できる FPGA デバイスは反映されません。
たとえば、HDL ワークフロー アドバイザーは Intel Quartus Prime Standard および Intel Quartus Pro でテスト済みです。Intel Quartus Prime Lite などの、アドバイザーでテスト済みでないツールを使用する場合、FPGA デバイス リストはワークフロー アドバイザーで更新されません。
サードパーティ製合成ツールと HDL Coder™ を併用する場合は、サポートされている合成ツールがインストールされていて、合成ツールの実行可能ファイルがシステム パスになければなりません。詳細は、ツールの設定を参照してください。
FPGA インザループ ハードウェア
HDL Verifier™ での FPGA インザループ シミュレーションでサポートされている FPGA は HDL Verifier のドキュメンテーションに記載されています。
また、FPGA ボード マネージャーを使用してカスタム FPGA ボードを追加することができます。詳細は、FPGA ボードのカスタマイズを参照してください。
HDL ワークフロー アドバイザーを使用して、FPGA インザループまたは USRP™ デバイス向けのカスタマイズをする場合は、サポートされている合成ツールがインストールされており、合成ツールの実行可能ファイルがシステム パス上に存在しなければなりません。詳細は、ツールの設定を参照してください。
汎用 ASIC/FPGA ハードウェア
次のハードウェアは汎用 ASIC/FPGA ワークフローでサポートされています。
合成ツール | デバイス ファミリ |
---|---|
Xilinx Vivado | Kintex® 7 |
Artix® 7 | |
Kintex UltraScale+ | |
KintexU | |
Spartan® 7 | |
Virtex® UltraScale+ | |
Virtex UltraScale+ HBM | |
Virtex UltraScale+ 58G | |
Virtex7 | |
VirtexU | |
Zynq® | |
Zynq UltraScale+ | |
Zynq Ultrascale+ RFSoC | |
Versal AI Core | |
Xilinx ISE | Virtex6 |
Virtex5 | |
Virtex4 | |
Spartan-3A DSP | |
Spartan 3E | |
Spartan3 | |
Spartan6 | |
Altera® Quartus II メモ Altera Quartus II は、合成ツール Intel Quartus Prime Standard を参照します。 | Cyclone® IV |
Cyclone V | |
Arria® II GX および GZ | |
Stratix® IV | |
Stratix V | |
Arria 10 | |
Arria V GX | |
MAX 10 | |
Cyclone 10 LP | |
Intel Quartus Pro | Arria 10 |
Cyclone 10 GX | |
Stratix 10 | |
Microchip Libero SoC | SmartFusion2 |
RTG4 | |
IGLOO2 | |
PolarFire | |
PolarFire SoC |
IP コアの生成のハードウェア
次のハードウェアは、IP コアの生成ワークフローでサポートされています。
合成ツール | ターゲット プラットフォーム |
---|---|
Xilinx Vivado | ZedBoard FMC-HDMI-CAM |
ZedBoard と FMCOMMS2/3/4/ | |
ZC706 FMC-HDMI-CAM | |
ZC706 FMCOMMS2/3/4/ | |
ZC706 と FMCOMMS5 | |
ZC702 FMC-HDMI-CAM | |
ZCU102 FMC-HDMI-CAM | |
ZCU102 と FMCOMMS2/3/4 | |
ZCU106 IMX274MIPI-FMC | |
ZCU106 FMC-HDMI-CAM | |
Zynq ZC706 評価キット | |
Zynq ZC702 評価キット | |
PicoZed FMC-HDMI-CAM | |
Zynq UltraScale+ MPSoC ZCU102 評価キット | |
Zynq UltraScale+ RFSoC ZCU111 評価キット | |
Zynq UltraScale+ RFSoC ZCU216 評価キット | |
Kintex-7 KC705 開発ボード | |
Artix-7 35T Arty 開発ボード | |
Versal AI Core シリーズ VCK190 評価キット | |
Virtex-7 VC707 開発ボード | |
Intel Quartus Pro | Intel Arria 10 SoC 開発キット |
Altera Quartus II メモ Altera Quartus II は、合成ツール Intel Quartus Prime Standard を参照します。 | Intel Arria 10 SoC 開発キット |
Cyclone V SoC 開発キット Rev. C および Rev. D | |
Arrow DECA Max 10 FPGA 開発ボード | |
Arrow SoC Kit 開発ボード | |
Arria 10 GX FPGA 開発キット | |
Microchip Libero SoC | Microchip Polarfire® SoC Icicle キット |
Simulink Real-Time FPGA I/O: Speedgoat ターゲット コンピューター
[Simulink Real-Time FPGA I/O]
ワークフローを使用して、Speedgoat FPGA I/O モジュールをターゲットにします。これらの I/O モジュールは Speedgoat® ターゲット コンピューター システムの一部です。[Simulink Real-Time FPGA I/O]
ワークフローを実行するには、Speedgoat I/O Blockset および Speedgoat HDL Coder Integration Package をインストールします。統合パッケージをインストールした後、[ターゲット プラットフォーム] を選択し、その後ワークフローを実行して、Simulink® Real-Time™ インターフェイス サブシステムを生成できます。
参照項目:
統合パッケージとそのインストール方法については、Speedgoat - HDL Coder Integration Packages を参照してください。
HDL ワークフロー アドバイザーでサポートされる Speedgoat I/O モジュールについては、Speedgoat Real-Time FPGA Application Support from HDL Coder を参照してください。
HDL ワークフロー アドバイザーでの Speedgoat FPGA のサポートを参照してください。
FPGA ターンキー ハードウェア
FPGA ターンキー ワークフローでサポートされているハードウェアは、次のとおりです。
AlteraArria II GX FPGA 開発キット
AlteraCyclone III FPGA 開発キット
AlteraCyclone IV GX FPGA 開発キット
Altera DE2–115 開発/学習ボード
XUP Atlys Spartan-6 開発ボード
Xilinx Spartan-3A DSP 1800A 開発ボード
Xilinx Spartan-6 SP605 開発ボード
Xilinx Virtex-4 ML401 開発ボード
Xilinx Virtex-4 ML402 開発ボード
Xilinx Virtex-5 ML506 開発ボード
Xilinx Virtex-6 ML605 開発ボード
FPGA 開発ボードが 1 つを超えた FPGA デバイスを備えている場合でも、FPGA ターンキーで使用できるのは 1 つのデバイスのみです。このワークフローは Xilinx Vivado をサポートしていません。
ボードのカスタマイズでサポートされている FPGA デバイス ファミリ
FPGA ボード マネージャーを使用してカスタムの FPGA ボードを追加することもできます。HDL Coder ではボードのカスタマイズ (つまり、独自のボード定義ファイルを作成する) のために、次の FPGA デバイス ファミリがサポートされています。FPGA Board Customization (HDL Verifier)を参照してください。
デバイス ファミリ | |
---|---|
Xilinx | Kintex7 |
Spartan-3A DSP | |
Spartan3 | |
Spartan3A および Spartan3AN | |
Spartan3E | |
Spartan6 | |
Virtex4 | |
Virtex5 | |
Virtex6 | |
Virtex7 | |
Altera | Cyclone III |
Cyclone IV | |
Arria II | |
Stratix IV | |
Stratix V |
参考
hdlsetuptoolpath
| hdlsetuphlstoolpath