hex2num
quantizer
オブジェクトを使用して 16 進数文字列を数値に変換
構文
x = hex2num(q,h)
[x1,x2,...] = hex2num(q,h1,h2,...)
説明
x = hex2num(q,h)
は 16 進数文字ベクトル h
を数値行列 x
に変換します。x
の数値の属性は、quantizer
オブジェクト q
によって指定されます。h
が cell 配列である場合、hex2num
は数値を格納する同じ次元の cell 配列として x
を返します。固定小数点 16 進数表現の場合、hex2num
は 2 の補数表現を使用します。浮動小数点の場合、表現は IEEE® Standard 754 スタイルです。
16 進数の桁数が、数値の表現に必要な桁数より少ない場合、固定小数点変換により左側からゼロで埋められます。浮動小数点変換では、右側からゼロで埋められます。
[x1,x2,...] = hex2num(q,h1,h2,...)
は 16 進数表現 h1
、h2
、... を数値行列 x1
、x2
、... に変換します。
hex2num
と num2hex
は互いに逆ですが、num2hex
では 1 つの列に 16 進数表現が返される点が異なります。
例
4 ビット固定小数点の 2 の補数をすべて小数形式で作成するには、次のコードを使用します。
q = quantizer([4 3]); h = ['7 3 F B';'6 2 E A';'5 1 D 9';'4 0 C 8']; x = hex2num(q,h)
x = 0.8750 0.3750 -0.1250 -0.6250 0.7500 0.2500 -0.2500 -0.7500 0.6250 0.1250 -0.3750 -0.8750 0.5000 0 -0.5000 -1.0000
バージョン履歴
R2006a より前に導入