coder.resize
coder.Type
オブジェクトのサイズ変更
構文
説明
では、(上限の) サイズ t_out
= coder.resize(t
,sz
,variable_dims
)sz
と可変の次元 variable_dims
をもつ coder.Type
t
の変更されたコピーが返されます。variable_dims
または sz
がスカラーの場合、関数によって t
のすべての次元にスカラーが適用されます。既定では、sz
が 0
または 1
で固定の場合は、variable_dims
は次元に適用されません。'uniform' オプションを使用してこの特殊な状況をオーバーライドします。関数 coder.resize
はサイズが inf
の次元に対する variable_dims
を無視します。これらの次元は可変サイズです。t
は型の cell 配列にでき、その場合は coder.resize
によって cell 配列のすべての要素のサイズが変更されます。
では、サイズはそのままで t_out
= coder.resize(t
,[],variable_dims
) t
が可変の次元 variable_dims
をもつようになります。
では、1 つ以上の名前と値のペアの引数で指定された追加オプションを使用して、t_out
= coder.resize(t
,sz
,variable_dims
,Name,Value
)t
のサイズが変更されます。
では、t_out
= coder.resize(t
,'sizelimits',limits
)limits
ベクトルのしきい値に基づいて t
の個々の次元のサイズが変更されます。limits
ベクトルは、2 つの正の整数要素を含む行ベクトルです。t
の各次元のサイズは、limits
ベクトルのしきい値に従って個別に変更されます。
次元のサイズ
S
がlimits
で定義された両方のしきい値より小さい場合、その次元はそのまま維持されます。次元のサイズ
S
がlimits
で定義された最初のしきい値以上かつ 2 番目のしきい値未満の場合、その次元は上限がS
の可変サイズになります。ただし、次元のサイズ
S
がlimits
で定義された 2 番目のしきい値以上でもある場合、その次元は制限なしの可変サイズになります。
limits
の値がスカラーの場合、しきい値は、両方のしきい値を表すためにスカラー拡張されます。たとえば、4
として定義した limits
は、[4 4]
として解釈されます。
'sizelimits'
オプションを使用すると、生成コード内の大規模配列にメモリを動的に割り当てることができます。
例
入力引数
出力引数
制限
スパース行列の場合、
coder.resize
は可変サイズの次元の上限を下げます。
バージョン履歴
R2011a で導入