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target.create

ターゲット オブジェクトを作成

説明

targetObject = target.create(targetType) は指定されたクラスのオブジェクトを作成して返します。

targetObject = target.create(targetType,Name,Value) は 1 つ以上の名前と値の引数を使用してオブジェクトを設定します。

メモ

以下のクラスについては、オブジェクトの作成とプロパティの指定を 1 つのステップで実行できます。

新しいハードウェア実装の作成

この関数を使用するワークフロー例については、次を参照してください。

入力引数

すべて折りたたむ

オブジェクトのクラスを指定します。たとえば、次のようになります。

  • 'Processor' を指定すると、target.Processor オブジェクトが作成されます。

  • 'LanguageImplementation' を指定すると、target.LanguageImplementation オブジェクトが作成されます。

  • 'Alias' を指定すると、target.Alias オブジェクトが作成されます。

サポートされるすべてのタイプのリストについては、target を参照してください。

例: 'Processor'

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に配置しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用して各名前と値を区切り、Name を引用符で囲みます。

例: myProc = target.create('Processor', 'Name', 'myProcessor', 'Manufacturer', 'myProcessorManufacturer');

既存のターゲット オブジェクトから値をコピーしてターゲット オブジェクトを作成します。次に例を示します。

myLangImp = target.create('LanguageImplementation', ...
                          'Name', 'myLanguageImplementation', ...
                          'Copy', 'ARM Compatible-ARM Cortex');

target.create によって生成された ID に接頭辞を追加します。

指定した値に設定されたプロパティでターゲット オブジェクトを作成します。

出力引数

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作成して返されるオブジェクト。たとえば、次のオブジェクトになります。

  • targetType'Processor' の場合は target.Processor オブジェクト

  • targetType'LanguageImplementation' の場合は target.LanguageImplementation オブジェクト

  • targetType'Alias' の場合は target.Alias オブジェクト

バージョン履歴

R2019a で導入