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target.add

ターゲット オブジェクトを内部データベースに追加

説明

objectsAdded = target.add(targetObject) は、指定されたターゲット オブジェクトを内部データベースに追加し、追加されたオブジェクトを含むベクトルを返します。既定では、ターゲット データは現在の MATLAB® セッションでのみ使用できます。

objectsAdded = target.add(targetObject, Name,Value) は、名前と値の引数を使用して MATLAB セッション間における持続性とコマンド ライン出力を制御します。

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MATLAB セッション間で持続するハードウェア実行を指定するには、関数 target.createtarget.add を使用します。

myLangImp = target.create('LanguageImplementation', ...
                          'Name', 'MyLanguageImplementation', ...
                          'Copy', 'ARM Compatible-ARM Cortex');

myProc = target.create('Processor','Name','MyProcessor');
myProc.LanguageImplementations = myLangImp;
objectsAdded = target.add(myProc, ...
                          'UserInstall',true, ...
                          'SuppressOutput',true);

入力引数

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内部データベースに追加するターゲット オブジェクトを指定します。

例: target.add(myTargetObject);

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に配置しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用して各名前と値を区切り、Name を引用符で囲みます。

例: target.add(myTargetObject, 'UserInstall', true);

内部データベースにおけるターゲット データの持続性を制御します。

  • true –– ターゲット データは複数の MATLAB セッションにわたって内部データベースに維持されます。

  • false –– ターゲット データは現在の MATLAB セッションの間のみ内部データベースに格納されます。

例: target.add(myTargetObject, 'UserInstall', true);

データ型: logical

関数のコマンド ライン出力を制御します。

  • true –– 関数からのコマンド ライン出力を非表示にします。

  • false –– 関数が内部データベースに追加するオブジェクトに関する情報を提供します。

例: target.add(myTargetObject, 'SuppressOutput', true);

データ型: logical

出力引数

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関数が内部データベースに追加するターゲット オブジェクト。

バージョン履歴

R2019a で導入